GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

『ジョーカー・ゲーム 第8話』感想。やさしくない“D機関”の見分け方:ダブル・ジョーカー(前編)

 ダブル・ジョーカーを使う気はつもりはない、どちらか、失敗した方がスペアだ――――

“全てを欺き、御国の為に”。殺すのが風機関、殺さないのがD機関!

イメージ 52

イメージ 1

 実は「新スパイ機関」所属だった蒲生、D機関かと誤解させる辣腕から、鮮やかに正体を明かすラスト!
 死ぬな殺すなと、異様な“D機関”と遂になる組織だと
 見せ付けるような回!

 躊躇なく殺せ、潔く死ね。これで貴様も“風機関”の一員だ―――。

ダブル・ジョーカー
 ただ、両機関が直接対決する図式、肝心の“取引き”前に内通者を殺害する短慮は
 既に結末を予感させるものが。

 思わせぶりなグラハム領事が、本当に、推察通りの愚か者なのかも気になるところですね!

中将『この人物を知っているか…? “統帥綱領”を盗読した疑いがある』

イメージ 2

 元英国大使白幡、“海外情勢”を知り、ドイツと手を結ぶ事に反対して蟄居中(軟禁)。

ジョーカーは一枚でいい
 陸軍中将、阿久津は「スパイ機関」構想を持つ部下・風戸中佐を焚きつけ、風機関を設立。
 お披露目の為、D機関と同じ任務を与え
 両機関を競わせる

 風機関の蒲生は、英国領事アーネスト・グラハムに取り入り、まず彼の部下「張」を篭絡。

 一週間後、グラハムが陸軍の軍機に手を出す証拠を探り当て
 用済みとなった張を殺害。

 軍学校の出身者はスパイに向かない、そう言い放ったという結城中佐に怒り、風戸は任務を遂行させる。

 次回、第9話「ダブル・ジョーカー(後編)」。

アーネスト・グラハム英国領事『その手があったか……!』

蒲生 次郎『これで私の15勝17敗、6分けですね?』

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 古きと新しきが同居、異国情緒の最先端都市、花の横浜、ブルーライト・ヨコハマ―――。

「統帥綱領」盗読事件
 冒頭、D機関に懐疑的な陸軍中将と大佐は、日本“陸軍の方針の要点”をまとめた幹部教育資料を
 海外の情勢に詳しく、反発的な元大使が盗んだと考え
 行動開始―――

 特徴ある帽子を被りつつ、その事を知られたくない人物と言えば、まず憲兵くらいしか思い付きません

 バレバレな憲兵を派遣!
 それなら、他の帽子でも被らせておけば良かったものを…!

 見張られていたのは、情報の“流出先”と疑われる、アーネスト英国大使の公邸であった

 潜入していた“蒲生”は、敢えてスパイの存在を指摘。

アーネスト・グラハム大使『私のあげた日傘を持って行くんだぞ?』

『あの憲兵のようになられては困るからな―――』

イメージ 9

 領事は英国に引き上げる事になっており、「情報流出」を懸念した陸軍は焦っていた。
 その監視は、素人である領事の妻すら気付くもので
 精神的に参ってしまう

 このバレバレさ、そうした精神攻撃自体が狙いか…?

領事『バカめ、スパイは紳士の仕事だ…、あんな薄汚い奴がスパイであるものか』

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

 グラハム領事が日本を離れる事は、秘密であり、陸軍が“蒲生以外”から情報を得ていた事も分かる

疑心暗鬼
 しかし、一見穏やかなグラハム氏は、“蒲生”にも張を尾行させる疑い様だった。
 が、蒲生はあっさり勘付き―――

 あなたにここを紹介した事がバレたのかと、ヒヤヒヤしましたよ。

 実は“張”は篭絡済み
 蒲生は、領事の下働きから、領事が喜び神経質になっているという情報を聞き込む。

 やはりスパイ要員が篭絡される、というのは怖い!

 ダブルスパイ!

蒲生『どうです? 今日も遊んで行きませんか?』

『と思いましたが、返済がまだでしたね……。これまでで“一万円”』

イメージ 15

 蒲生は、張を賭け事クラブに引き込み、既に五年分の給料同額のカネを“借金”としていた。
 逆に言えば、張は“一般人の倍”の月給を貰っていた事になり
 本来、信用できるはずだったと分かる

 サラリーマンが月給90円、円の下の単位、「銭」が身近だった時代である――――。

 いちまんえん!?

張『た、頼む! このままでは私は…!? な、なんでもするから!』

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

 蒲生は張を嵌めてカネに困らせ、“グラハムから盗もう”と提案。

狙いは「証拠」
 チェスは性格が出る、蒲生は“グラハムが単純で、そのくせ策に走りたがる”と分析していた。
 人一倍猜疑心が強く、見栄っ張りで野心家―――
 心象は黒

 しかし、グラハムが誰かと連絡を取り合っている様子は無い、状況は白(無罪)―――

 なるほど奇妙だ…?
 それに、蒲生の分析したグラハムは無能だ。

 しかし行動は思わせぶり、そんな彼の家に、張を手引きに“泥棒しよう”と画策する蒲生。

 本当にただの無能なのか…?

蒲生『無い……、“統帥綱領を受け取る” といった記述は見つからない』

イメージ 24

イメージ 25

 忍び込んだ蒲生は金庫を漁るが、統帥綱領も、それを“受け取る”記述も見当たらない。
 が、冒頭の「夫人の日傘」に着目
 しかし!

 誰かいるのか?

 ここで、夫人に急かされた領事が登場……!

『どう、なさいました?』

イメージ 26

 が、あらかじめ「張」を待機させており、蒲生は切り抜ける事に成功する。
 つまり張を使った罠、ってワケじゃなかった
 ちゃんと裏切っていた

 では一体…?

蒲生『調査の結果、やはり、グラハムはクロ(犯人)でした―――』

『証拠の通信文は、夫人の傘の柄から発見…』

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 1

イメージ 38

イメージ 39

 張は、強盗を装い殺害しました…、私に繋がる痕跡は一切残していません

「蒲生」の本性
 グラハムが、周到に“裏切った日本大使”と連絡を取っていた事、一週間後に受け渡しだと発覚
 また、当然“金を盗んで”警戒させる愚は犯していない
 が

 躊躇なく殺せ、潔く死ね…。これで貴様も“風機関”の一員だ……

 張を殺害する蒲生!
 なんと、彼は“D機関”ではなかった!

 彼の有能さも、前回の予告に出ていた事も、それも全ては視聴者を欺く為だったワケか!

 全てを欺き、御国の為に!

阿久津中将『楽にしろ…、俺は“今日、ここで貴様に会ってなどいない”のだ』

イメージ 40

 そして半年前、実は「日本にもスパイ機関が必要だ」と訴えた者が、陸軍内部にも存在した
 だが“風戸 哲正”中佐の提案は、あまりにも遅く
 D機関設立から一年が過ぎていた

 しかも、D機関の存在は、その彼の耳にも届いていなかったのだから恐れ入る!

 彼は、この時はじめて知ったのだから!

阿久津『この作戦が成功した暁には、貴様ら“風機関”は正式に承認される』

『白幡の件は、D機関にも伝えてある―――』

イメージ 41

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 44

イメージ 45

イメージ 46

イメージ 47

イメージ 48

 風戸中佐、怒りの殺せ&死ね教育ッ!

「スペア」はどっちだ
 阿久津中将は、もちろん“陸軍精神を持つ”風戸の機関に入れ込んでいたが、それだけではない
 風戸を焚きつけ、両機関に手柄争いを強いる
 曰く

 ダブル・ジョーカーを使う気はつもりはない、どちらか、失敗した方がスペアだ――――

 洒落者か!
 中将は、結城の「陸軍出身者無能論」で風戸を焚きつける!

 当て付ける様なモットーはその為なのでしょうが、実力が確かである事も伝わった!

 次回、D機関はどんな反則技を…?

予告『勝つには、相手の精神を砕かなくてはな?』

『チェスは勝ち負けではありません、生きるか、死ぬかです―――』

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 1

イメージ 38

イメージ 39

イメージ 40

イメージ 41

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 44

イメージ 45

イメージ 46

イメージ 47

イメージ 48

イメージ 49

イメージ 50

イメージ 51

イメージ 52

 彼らが「殺すスパイ」と印象付ける、圧倒的演出! これぞスパイ作品よ!!

陸軍スパイと「白幡樹一郎」
 当初、視聴者の誰もが能力を疑った“陸軍スパイ”、彼らの能力を実証する暴力回!
 思えば、バレバレな憲兵は見せ札だったんでしょうね
 警戒させて入り込む

 ただ、「ドイツと手を結ぶ事に反対の元外交官」白幡、信条的にD機関に近いんですよね?

 スパイとして有能さを見せた風機関
 しかし対するD機関は、“型にはまらない”何かを見せてくれるのでは、という点も気になりますね!

 次回、第9話「ダブル・ジョーカー(後編)」。