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Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

『まおゆう魔王勇者 石田版 17巻』感想、“勇者一行”デッドライン! 世界が停滞していた理由:石田あきら

 漫画『まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」』。作画:石田あきら

次巻、完結! “世界で一番なんて、世界で一番ありふれてるんだから”

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※画像右下隅クリックで拡大。

 開門都市の激戦や王弟の苦悩と並行し、勇者達の為、「勇者一行」が死力を尽くす決戦巻!
 女魔法使い、えらくデタラメな力だと思ったら
 えらく無理してたのね…

 眦を上げて決死の“維持”に務める女魔法使い、美しかった!

世界で一番
 そんな女魔法使い共々、惚れた男の為に決意を固める女騎士もかっこ良かったですね!
 が、いよいよ事件もクライマックス!

 あの「光の柱」で一時的に戦いが止まった事を、「鐘を鳴らして」再現したメイド姉も輝いてた!

私が惨めかどうかは、貴方の関知するところではない

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 たとえ泥に塗れ孤独に死ぬとしても、決して「惨め」ではない、誇り高い弓兵の戦い!

太陽へ昇れ、悪意を逃れて
 この世界を停滞させ「守る」システム、『彼女』を説得すべく、地下の太陽へと向かう勇者と魔王
 が、同じく『彼女』の亡骸を狙う大主教が後を追い
 弓兵と女騎士が立ちはだかる

 今回、不正規で起動した「太陽への塔」を維持すべく、女魔法使いも魔王の力を振り絞っていた

 また大主教は世界が滅ぶと決め付け
 遠征軍を暴走させたが、これを止めるべく、“メイド姉”も王弟元帥へ直談判に出る。

“世界”が停滞していた理由

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 大昔、少女の許されない恋が発端となって世界が破滅、抑止すべく“魔王勇者”システムが作られた
 現在の世界が、中世期レベルで停滞してしまってるのは
 破滅させない為の処置

 そんな状況で、魔王が文明レベルを跳ね上げてしまった為、揺り返しが起きてるワケね。

 滅亡を防ぎたい気持ちは同じ
 彼女の理想、種族を越えるカップルの存在が説得の決め手になるんでしょうか

灰青王、生死不明に

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 本来なら、もっと文明が進歩しててもおかしくないのに、無理に発展を抑えこまれた時代。
 でも、いつそのタガが外れても不思議が無いって事なのか
 妙に合理的な人間の姿も

 青年商人がその最右翼ですが、灰青王さんとかもそんな感じですよね。

 救いを求めている百合騎士長の為にも、生還して欲しいですが…

ドタバタのなかで、「魔王」と呼ばれた人ですが

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 フタを開けてみると、めちゃくちゃ「魔王」が似合う青年商人がなんかスゴかったです
 まおー様では、決して出来ない命令も下してのける
 それが出来る生き方

 彼の采配一つで、莫大な金が動いて「人生」を変えられてしまう人が出てくる

 命が懸かった商売をしてきた男、魔王呼びがハマってた!

良かったのか悪かったのか分からないなら

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 弓兵の爺ちゃんが今わの際に思い出したのは、勇者を育てた老賢者の口癖。
 これで良かったのか、悪かったのか
 なんて誰でも思うこと

 そういう時は、良かった、と思っておけば良いのだと。

 答えは無いんだから
 だから、客観的には惨めな死だとしても、「執事」は胸を張って死ねる。

 良かったと思える部分がある

 そうする事が、若者たちに勝機を、自分たちに出来なかった未来に近づけてくれるはずだから。

収録

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 敢えて「目玉」を取り込まなかったのは、自分は人間だ、ってプライドの為だったのね。

収録
 角川コミックス・エース「まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」、17巻」
 原作:橙乃ままれ、画:石田あきら。月刊コンプエース連載作品。
 2016年2月(前巻2015年10月)

 第53話「それが彼女の願いだったから」
 第54話「世界で一番なんて、世界で一番ありふれてるんだから」
 第55話「私が惨めかどうかは、貴方の関知するところではない」

■コラム
 第51回……戦闘の停止について
 第52回……亡命について
 第53回……鐘

 オマケ漫画&イラスト収録
 カバー裏おしえて!メイド長 その17は「ごく普通の常識的な話をしてしまいましたね」