GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

『機動戦士ガンダム アナハイム・レコード 2巻』感想、シャア機“ナイチンゲール”は可変機だった…?:近藤 和久

 機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD 2巻、ZZ開発後、「逆襲のシャア」の頃までのアナハイム開発史!

“可変機”なんて時代遅れだ! 前巻を蹴り飛ばす、逆シャア期の開発記録!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 一人の技術者が、文字通り魂を込めて“Zガンダム”完成に挑んだ物語から一転、主人公不在
 アナハイム社が、ZZの完成後どう流転していったか
 そんな開発史が描かれます

 先生お得意の解釈で、ナイチンゲールに、バインダと脚部を折りたたんだ巡航形態があったと新設定!

簡易だけど可変だ!
 シルエットが、近藤先生のオリジナルサイコ機、“ゲー・ドライ”に似る遊び心も。
 これはこれでありそうな感じ

 初代ガンダム以来の世界観、宇宙世紀での“軍事会社”を描く開発史物語。

“可変機”成功後、アナハイム社はどう動いたか?

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 イキナリ強烈な絵面! ハマーン・ジオンとの抗争激化に伴い、ブライトが新戦力要望を打診!
 しかし、新型や量産化に関しては目処がたたない事から
 ZZの性能向上プランに

 で、フルアーマーと、この「砲台」プランが競合したというストーリー。

 既存設定ガン無視!
 既に、「フルアーマー」は定番化しており、“ZZでは並行開発されていた”という設定ガン無視!

 しかし、通常機の四倍以上という大出力、ZZにはピッタリの計画だよオイ!

ジェガンは「ZZの技術を応用した、大出力を軸とする量産機」である

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 続いて「コスト高」を理由に可変機が行き詰まり、基本に忠実に高性能化する時代の到来。
 奇をてらわず、かつ試作機のノウハウを投じる事で
 量産機を高性能化―――

 なんて美しい流れでしょう! ジェガンにそんな設定なんて初耳な事を除けば!

 設定上、特に出力高いわけでも無いですしね!

「新入社員」が描く、アナハイムモビルスーツ史!

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 また、逆襲のシャア」に近いuc0090年頃、アナハイムは“ガンダムの開発元”で有名になり
 ガンダムを作るんだ! という若き技術者が続々と入社
 ゲンキ・ヤマダもその一人

 彼は家電開発事業部配属となって腐るも、コンパクトに多機能化、という点で共通項を見出すのです―――

 社内モビルスーツ博物館を描く回
 ですが、堂々とGPシリーズが展示してあって笑えます。アンタら抹消されたでしょ!?

「話し合いでナントカなるなら、ウチの会社は倒産するぜ」

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 ネオジオン幹部がHi-νガンダムを視察、「サザビーでは勝てない」と発展機を作らせる流れ。

技術者政談
 一方で、両陣営に兵器を供給する「死の商人」である事に疑念を抱く社員もいるんですが
 やっぱり、床屋政談に終わってしまうのです―――
 という部分も。

 このエピソードでは、シャアが最新鋭である「サザビー」以下、サイコミュ系の技術を社に供与。

 νガンダムの誕生秘話ですね
 そこに、「台所事情が厳しいことから、モビルスーツの代金の一部」という側面が追加。

 シャアの趣味だけでなく、軍の為に必要な事だった、というエピソードに。

収録

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 最後はアナハイムの開発史を辿り、「これからも我が社をよろしく」というプレゼンで締め。

 角川コミックスエース「機動戦士ガンダムANAHEIM RECORD-アナハイム・レコード- 2巻」。
 著者、近藤和久、月刊ガンダムエース連載。
 2015年3月(前巻2015年7月)

収録
 09「FSWS」 
 10「JEGAN」
 11「BWS」
 12「Re-GZ」
 13「GUNDAM BOY」
 14「ν-GUNDAM
 15「Hi-ν GUNDAM
 16「NIGHTTINGALE」
 17「ANAHEIM ELECTRONICS COMPANY」
 巻末コラム