GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

『怪獣の飼育委員 2巻(完)』感想、描きおろし“少し先のお話”も収録:島崎無印

 約20年前、突如「怪獣」が出現をはじめ、かろうじて共存している架空の日本の日常漫画。

人間と怪獣の共存、答えはでないけど、ちょっと良い話だった!

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

※画像右下隅クリックで拡大。

 ラスト、なんとなく違和感があると思ったら、これで完結だったんですね
 今巻で特に好きなのは、ボケてしまったお爺さんが
 怪獣を息子と誤解する話

 かつて怪獣出現の頃、自衛隊のトップとして数々の怪獣を退治した、苛烈な人物だったっていうのが…

お前を許そう
 ラスト、やはり本当はお爺さん自身も分かっていた、心温まる少し寂しい結末
 当時、色々あったんだと窺わせるのも興味深い回でした

 早々の完結は残念ですが、次回作が楽しみです

巻末は「その後のみんな」の描きおろしも収録

イメージ 8

 で、なんかおかしいな?と思って芳文社の公式を見たら完結扱いでしたという。

続く「怪獣のいる日常」
 唯音は、三枝の引率で怪獣の隔離区画を訪れ、宙の幼馴染でもある怪獣「おさるさん」と出会い
 また、痴呆症のお隣さんが、怪獣を息子だと言いだすノブオ事件
 怪獣が生えてきた事件にも遭遇する

 ある日、月子が世話していた怪獣「ハッピー」が野菜泥棒を始め、解決と共にコトとも仲良くなる唯音

 やがて「怪獣の飼育委員」はつつがなく卒業し、受け継がれてゆくのだった(完)。

明るく人懐っこいと思った研究者、コトちゃんの素顔

イメージ 5

 二巻冒頭では、実は月子委員長以外には友達が居ない、人間嫌いだと判明する話も。
 意外で、彼女がメンバーに加わるまでの巻
 という感じもありました

 怪獣がどこからきたのかといった謎も掘り下げられず、そこは不完全燃焼。

 個々のエピソードはとても好きです。

あ、これ前振りだったんだ、みたいな

イメージ 6

 怪獣の隔離区画に向かうエピソードでは、終わってみると、「あっ」と思った台詞も。
 実は、宙の知り合いの怪獣だった、というお話。
 そんで実は実は

 怪獣が「急成長する事もある」って説明、改めて持ってきたのは、そういう意味だったんだ!

 と、ラストで納得したエピソード。

「とんがり様」の不思議なエピソード

イメージ 7

 突然、地球から生えてきた怪獣の頭、害がないので放置していたら生徒のパワースポット扱いに!
 実際に、願いをかなえていたんだろうか?
 見たいな面も

 腕がいきなり生えてきたり、最後で「あ、彼女の願いをかなえたんだ」みたいな。

 絵本みたいな不思議なエピソードで、なんか好きです。

収録

イメージ 1

 あと「秘密基地」という単語に内心反応してた月子ちゃんが今巻も可愛かったです。

 まんがタイムきららコミックス「怪獣の飼育委員 最終巻(2巻)」、島崎無印。
 まんがタイムきららフォワード連載、芳文社発行。
 2016年2月発売(前巻2015年10月)

 第八話「墓守少女の憂鬱」
 第九話「怪獣合法地帯」
 第十話「星屑のバラード」
 第十一話「私は怪獣になりたい」
 第十二話「怪獣は赤いカーテンの夢を見るか?」
 最終話「TAKE US NIGHER」

 番外一「怪獣島SOS」
 番外ニ「桜前線異状なし」
 あとがき

 あとがきでも帯でもどこでも良いので、ちゃんと「最終回」と明言した方が良かったと思いました。
 連載おつかれさまでした。

■関連記事