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『ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン 3巻』感想、シャアの演説! クェス…、やっちまったなあ:さびしうろあき×柳瀬敬之

 ZZに続く映画『逆襲のシャア』、その第一稿にあたる小説、漫画版。

  今巻はクェスが主役! 少女が見た宇宙世紀ルナツー激震!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 

 本作を代表する「シャアの演説」も描かれ、ルナツー陥落と、一気に事態は最終局面へ!
 この戦争、シャアの私闘って面が確かに強いんですが
 期待する人は多いわけで…

 

 基本、乗せ上手なシャアに「政治家」を期待するネオジオン、連邦の高官がいるのもよく分かりますね。

 

父殺し
 何より今巻の肝といえば、クェスによる父殺し、きっとシャアは気付こうとすれば
 気付く事も出来たのでしょうけれど…

 

 父親が出来ない、仕事が多すぎる男でもあるんですよね。さすがにそこまで期待するのは酷だったのか?

  富野的な、あまりに富野的な

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 二人の対面はこれがラストでしたっけ? すごく富野的感性。

 

アクシズの行方は
 宇宙世紀0093年、ネオ・ジオンは地球連邦への投降を実施、ルナツー基地は歓迎するが
 突如、戦端を開かれルナツー基地は壊滅
 核兵器を強奪される

 

 一方、ネオジオン本隊はアクシズに直行、その防衛艦隊はルナツーへ急行すると読んでの行動であった

 

 ネオジオンは投降する
 その約束を信じた連邦政府により、身動きを封じられていたロンド・ベル隊も出港。

 

 ネオジオンに参加し、我知らず父を殺してしまったクェスは、言い知れぬ悪寒に激しく動揺していた。

  難民『これを総帥に!』

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 今思うと仕込みだったのかなー、と思う面もありますが、多分そうじゃないシーン。
 難民コロニーを拠点に、その電車に自ら乗り込んだシャアを
 街の人たちが讃えるワンシーン。

 

 その後も、施策の状況に眉を曇らせる場面があり、シャアがひたすら難民を考えているのが分かります

 

 だから好かれ、希望になる
 Z以降のシャアって、好き勝手に生きようとして、結局周囲の為に奮戦してしまう面がある気がします

 

 初代ではそれこそ好き勝手に生きてたし、彼も歳をとったんだなー、って思っちゃいますね。

  そんなシャアだから、誰もが「政治家」として期待する

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 このやりとり好きですね、政治家と現場。騙されているとも知らず、シャアを褒めちぎるアデナウアー氏。

 

ルナツー陥落
 そんな、シャアの作戦第一弾は「白旗を掲げ、油断したルナツーを先制攻撃で壊滅させる」もの
 無論、連邦だって察しの良い奴は気付きますが

 

 連邦軍は、「それ」を動かそうとしないのさ。

 

 とはシャアの談。
 何より、地球を本気で住めなくする作戦なんて、まさかやると思わなかったってのがねえ…。

  その結果が「父殺し」であった

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 クェスという高レベル・ニュータイプが土壇場で転がり込んだことで、ネオジオンアルパを投入。
 本来、まだ「試作機の試作機」というレベルに過ぎず
 使わないつもりだったようで

 

 クェスは、シャープな感覚を持っていたせいで、我知らず父殺しをさせられたワケね。

 

 ネオジオンルナツー攻撃に参加し、クェスは父を殺害。

  衝撃を受けた彼女は、次の事態に転がっていくのですが―――

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 アルパの作画がまた格好良かったですね、メカ作画は柳瀬敬之さん!
 サイズの対比、強さを感じる!

 

 ガンダム00「ソレスタル系」ガンダムの大半をデザインするなど、ガンダム的に馴染み深い人物。

 

 いちいち、サイコ・ドーガ(サイコ・ギラ・ドーガ)も格好良いしね!

  収録

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 今回はネオジオン側が主軸となった為、ロンド・ベル側はほとんど登場せず

 

 角川コミックス・エース「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン 3巻」。
 原作:富野由悠季、漫画:さびしうろあき×柳瀬敬之
 月刊ガンダムエース連載、KADOKAWA発行。
 2016年1月発売(前巻2015年5月)

 

 PART.9「好奇心から」
 PART.10「わだかまるもの」
 PART.11「ネオ・ジオン艦隊、出撃!」
 PART.12「騙まし討ちから」

 

 巻頭はクソ格好良いHi-νのカラーピンナップ、巻末はα・アジールの設定画が掲載。

 

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