GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

『ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光 10巻』感想、モビルドールとは、“人道主義”の極致である

 TV版ガンダムW_全49話を、EWを踏まえ、再構成した漫画作品。

新生“ガンダム”続々参戦! が、リリーナの下した決断は…!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 ガンダム、という最強の戦力を得ながらも、「平和主義」を貫く為に投降するリリーナ。
 彼女を待っていたのは、“あなたを女王にしましょう”
 というデルマイユ公の誘いであった

 TV当時は、リリーナに踊らされた感のあった公ですが、こうしてみるとなかなか面白いなと思う次第!

「経済」の為に
 OZの総帥、彼らが他者の支配を望む事も、そうやって戦争を無くす事によって
 経済を発展させたい、と言ってのけるのが面白い

 かつて、好戦的なトレーズを追放した件ともつじつまが合いますし、この人にも一家言があるのか

それはさておき「アルトロンガンダム」、超かっけえ! 三つ首じゃん!

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 まず、TV版とEW版の折衷品として完成、このフル装備感は嫌いじゃないぞガンダム

支配者の誘惑
 財団は、トレーズ軍残存をサンクキングダムに追い込み、その鎮圧を口実にして同国に侵攻。
 リリーナは、「完全平和主義」を貫くべく
 即時国家解体を下した

 だが、現れたウイングゼロとエピオンは激突し、またサンドロック、デスサイズ、アルトロンも継戦

 戦いが収まらぬ中
 OZ総帥、デルマイユ公爵は「あなたに財団代表になって欲しい」とリリーナに打診。

 完全平和主義を貫きたくば、「志を同じくする」我々と組むべきだ、とデルマイユ公は彼女を説得する。

「投降する」リリーナ

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 完全平和主義の国が、武装・防戦しているという「矛盾」に、リリーナが出した答えは投降。
 その趣旨一貫っぷりは、なんというかリリーナ様ですね!
 そうそう、そんな人だよ!

 だからこそ、彼女を「お飾り」とし、OZは地球支配の完成を図ります

 アイドルとして君臨させる
 君臨させど統治させず、彼女の「人気」で、モビルドールによる支配を正当化しようと図るも…?

「人を兵器として完成させる」システム

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 また、「ゼロシステム」を、人間を兵器として完成させるシステムと表現していましたが
 なるほど、って感じでしたね。

 人間の兵器としての欠陥、自己保存本能を無視した選択肢さえ提供するゼロ。

 今巻、デタラメとしか言いようがない強さだった!

そして「迷わない」といえば

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 時にネタキャラ扱いもされる五飛さんですが、「正義」がひどく相対的なものである以上
 なら、自分の信じるモンをブチ抜けやコラァ!
 という発想はアリだ!

 正義とは何か、自身の主観を最大限に信じぬく竜老師、この師にしてこの弟子あり!

 以前、コロニーが狙われ投降した事がありました
 それを繰り返さぬ意味もあってか、自爆し、もう迷うな戦い抜けと言い残す老師! 生き様が花火すぎるぜ!

収録

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 エピオン格好良かった、超格好良かった!

 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光、10巻。
 作画:小笠原智史、シナリオ:隅沢克之、角川コミックス・エース、ガンダムエース連載作品。
 2015年12月発売(前巻2015年6月)。

 第五十六話「うたかたの平和・硝子の王国」
 第51話「同・あえかなる崩壊」
 第52話「同・滅びへの道 第一章」
 第47話「同・滅びへの道 第二章」

 第六十話「平和の終焉・次<エピオン>からの命題-テーゼ-」
 第六十一話「同・<ゼロ>からの反証」

 巻末、カバー下おまけイラスト。
 あらすじあり。

■解説ページ
・アルトロンガンダム<ドラゴンハング>
 同<ツインビームトライデント>
 同<2連装ビームキャノン>

ガンダムデスサイズH<アクティブクローク>
 同<ツインビーシザース

ガンダムエピオン<ビームソード>
 同<ヒートロッド>
 同<モビルアーマー形態>
 同<パイロットスーツ>

ウイングゼロ<大気圏再突入モード>
 同<ウイングバインダーアクション>
 同<ツインバスターライフル>

■キャラ解説
 ドロシー・カタロニア<眉毛>