GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

うみねこのなく頃に散Episode8 最終巻[9巻 夏海ケイ]感想。おかえりなさい、おつかれさま

 無数に描かれた本シリーズ、私は夏見先生版&水野先生版のみ購読。

八年に渡る物語、本当の完結へ。戦人くんも縁寿ちゃんもお疲れさま!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 ラストは一気に数十年後、彼の中で眠っていたものが、そっと別れていくラストシーン
 温かく迎えられ、あの絵画と共に幕が下りていくような感覚
 とても快い結末でした。

 長い連載、両先生方に黄金郷と諸々の皆、お疲れさまでした。

数十年後
 冒頭、あの「プレゼント」を捨てて、エンジェが凶行に走ったときはどうなることかと思いましたが
 そういや、本作はそう言う作品でしたね
 そういう可能性の描写

 まったく、最後まで人の悪い作品でありましたこと!

「飛び降りた」エンジェ、長い長い白昼夢より覚める

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 あのラストから、憑き物の落ちた姿にすごくホッとしました

そして黄金郷へ
 長い長い「白昼夢」から覚めたエンジェは、自暴自棄だった自分を省み、新しい一歩を踏み出す
 予言されていた彼女の死、それは「縁寿」としての終わり
 彼女は、寿ゆかりとして再出発する

 やがて長い時間が過ぎ、彼女は生きていた「兄」と再会、彼を責める

 だが、しばらく記憶喪失に陥っていた兄「戦人」は
 その間に育った人格、八城十八と人格統合が出来ないまま、苦しんでいたのだと知った。

 別れを決め、最後に「島」を再現したホールに招待したところ、戦人としての人格は抜け出でる

 戦人は再び「黄金郷」の皆と再会、ここに黄金郷は甦るのだった―――(完)。

また、何かのなくころに

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 最終巻は、すべてが「後日談」って感じでしたが、特に異質なのが魔女たちの後日談!
 やだ、エリカかわいい!
 ベルンひでえ!

 アレだけなんだかんだでやって、仲良くやってる結末に笑う!

 本来、こういう人間関係だったのねお前ら。。。

さよちゃんの得た幸福

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 元々、エヴァ以外の生還者がいる、という描写が旧シリーズにあったので
 多分バトラだろうな、とは思っていました。
 けどなぁ…

 まさかさよちゃんまで生きていて、ここで、ほんのつかの間の幸せを得るなんて。

 長い長い遠回りから、ささやかな幸せを祝福したいワンシーン。

さよの贖罪、つい想像を欠いたゆえの結末

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 でも、さよちゃんの「身体の欠陥」は当然ある訳で、やはり身を投げてしまう「魔女」ベアト。
 この流れから、もしかしたらとは思ったんです

 男みたいな身体、もしかしたら生還者は彼女なのかと。

 救おうと必死になってもがき、決意し沈んでいく戦人とか、二転三転してしまうのも彼ららしい。

そして数十年後、邂逅と「おかえり」へ

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 ラスト、めっちゃ時間が飛んでてビビりましたが、立派な作家になったエンジェ
 微笑ましいなぁ、と思ったら生還者
 そして。

 なんで帰ってきてくれなかったのかと問い、そして

 この辺の二転三転も、「たぶん答えは間違いなく彼だ」と思いつつも、すごくハラハラしました。

収録

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 そして最後でいっちゃならんことを言っちゃう夏海先生! 新作待ってますからねちきしょう!

 ガンガンコミックスJOKER「うみねこのなく頃に散Episode8、9巻(完結)」。8巻と同時刊行。
 原作・監修:竜騎士07。作画:夏海ケイ
 月刊ガンガンJOKER連載。

 第35話「扉の先に~手品~、そして。」
 第36話「扉の先に~魔法~」
 第37話「うみねこのなく頃に
 最終話「黄金郷」

 巻末やカバー下にオマケ漫画あり。
 巻末作者コメント。

 やはり本作の特徴、複数の作者で同時展開するやりかたは、珍しいですが敷居が高かったですね

 ともあれ両先生お疲れ様でした
 特に、作画の夏海先生、新作に期待しております。