GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

乱歩奇譚 Game of Laplace ♯3「影男」感想。切なき紳士、影男。 コバヤシ君、“変装”する

義賊「影男」登場! cv子安にして変態、変態にして真の紳士…!

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 鮮やかな変装犯、「影男」に最後まで魅了された第3話! あんなに必死じゃ好きになっちゃうよ!
 大切な存在も、犯人から見れば十把一絡げというのが切ない
 こういうのは本当に許せない。

 そしていよいよ現れる、アケチの宿敵・怪人二十面相はどんなキャラなのか…!?

コバヤシ君“女装”する
 また、原作版コバヤシ君の得意技、“女装”も初披露しました
 違和感が仕事してないので
 どうぞ

 もう少女が亡くなったと確定した後での、影男の回想がまた悲しかった……。

袋の男『――――ありがとう…!』

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 天使だ…! 影男が、必死になった事は間違いではなかった…!


 アケチは変装犯罪者「影男」逮捕という、警察からの依頼を断るが、代わってコバヤシが動いた。
 すると影男当人が現れ、「少女誘拐」は濡れ衣だと抗弁
 囮調査をして欲しいと頼む

 だが、コバヤシが女装して潜入した先で見たのは、被害者の悲しい結末であった。

 影男が助けようとした大曽根さち子は
 犯人に抵抗、殺害されていた。

 家庭の代わりを求めた真犯人「ワタヌキ」は逮捕、かけがえないものを失った影男は夜の闇に消えてゆく。

 次回、♯4「怪人二十面相

カガミ警視『今回の件は、“影男”による犯行の可能性ありと見られている』

アケチ『―――変装の達人にして希代の怪盗、俺に言わせれば変人さ』

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 変人に変人判定くらうとかいうプレイ。

変人だらけ
 実は、冒頭の紙袋は「怪盗・影男」と呼ばれ、少女愛好者として知られている義賊だった。
 カガミは、彼が少女連続誘拐に関与したと考えるのだが―――

 だったら、僕が捜査します!

 アケチが断り!
 コバヤシが引き受ける!!

 もちろん、カガミさんもハシバも止めたが、初の“単独捜査”事件だヒャッハー!

 そういう回だった!

カガミ警視『あ、わかった。いやどっちだろう? テキトーじゃないって』

『ああ、解ったから。それじゃ』

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 また、カガミ警視に「妹から」夕飯の電話があったそうですが、さてホントにそうなのか…?
 いやまぁ、実は彼が悪党でした!
 ってのも今更か?

 その妹とは、実在する人物なんですか?

 ともあれ「アケチに持ち込んだ」捜査を断られたカガミは、コバヤシに釘をさして帰ってゆく。

アケチ『―――じゃあ、捜査を始めるか』

ハシバ『アケチさん? 捜査をする気になったんですね?』

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 が、小うるさいカガミが帰った後、アケチは独自捜査に乗り出したってパターン
 かと思いきや……。

コバヤシ『アケチ先輩じゃない。すごい、本物と見分けがつきません!』

影男『ほぅ―――、コバヤシ君だね?』

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 少女という存在は、私にとって神に等しい。故に私は、少女を傷つけるなど絶対にしない。

いわゆるゴッド
 が、実は彼こそ「影男」の変装した姿、それも口頭一番飛び出した発言がコレだよ!
 真性の変態だ!?

 あ、なるほど女装して潜入しろと? 囮になれって事なんですね?

 あっさり諒解するコバヤシ。
 いわく、さらわれた少女を助ける為に動いているらしい。

 その線からコバヤシ少年に……。

 なるほど的確だ、だがすべてが変態だ!

影男『大曽根さち子は、幼いときに母を亡くした』

『それでも笑顔を絶やさず、健気に生きてきた』

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 視聴者に、時系列を誤解させてゆくスタイル。

窓辺の少女
 そして、彼が助けようとしている少女とは、やはり冒頭に出てきた「恩人」だった。
 元は、学校に通っていたフツーの少女だったのだが
 病に倒れ――――

 だが命がかかった莫大な手術費を、「謎の誰か」が援助し助かった。

 それはやはり「影男」。
 彼は、かつて助けた少女の危機に立ち上がったのだ。

 そういう話だったのだ――――。

ハシバ『危険だ! 九人も攫われているんだぞ!』

コバヤシ『だったら、ケータイのGPSで僕の位置が解るようにしておくよ♪』

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 続いて、コバヤシ君の生着替えに付き合わされるハシバの動揺、カーテン全開のサービスシーン!
 男は辛いな、ハシバ少年!
 相手も男だが!

 ケータイで、位置が特定できるよと安心させるのだが―――。

コバヤシ『どうかな?』

ハシバ『か!? い、良いんじゃないかな……!』

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 そして完成品がこちらですっていうか、これただの美少女だから! だが男だけど美少女だから!
 ハシバ、可愛いって言いかけたな貴様!
 かわいい!

 これはターゲットにされますわ…。

 コバヤシは、影男の寄越した「ネット喫茶のカード」を使い、彼の指定した店に入店する。

コバヤシ『運ぶ途中、足がつきそうなものは全て処分する』

『――――これで、整った♪』

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 そしてBパート開始一分足らずで、ケータイを破壊されつつ、誘拐されるコバヤシ少年。
 展開早ァ!?

 無論、ナレーションの声音は、「全て計画どおり♪」と物語っていた!

 ハシバくん、放置プレイされ過ぎィ! 

真犯人『ボクのかわいい娘たち~、今日からこの子がお姉さんや~』

捕らわれの少女たち『わぁい♪』『家族が増えた!』『やったー!』

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 アケチさん、コーヒーで薬を飲んだら効きが悪くなるって言いません?

ワタヌキの「家庭」
 計算通り、真犯人の家に連れ込まれたコバヤシだったが、手錠で身動きが取れなかった。
 また、肝心の「大曽根さち子」の姿は見えず…?

 息子が、ご迷惑をおかけして……

 少女達は逃げない。
 コバヤシは、恐怖心ゆえだと諒解するのだったが、異様だ。

 疲れ切った犯人の母親も現れ――――。

 こういう犯罪だったのか…。

コバヤシ『誘拐に協力してるんですか?』

母親?『いや、彼女は息子に怯え、口出しできないだけだ』

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 が、即座に戻ってきた「母」に問いかけたところ、異常に冷静な解説が返ってくる。
 既に「影男」が入れ替わっていたのだ!

 って、影さん仕事早すぎィ!

 公園で渡された、ごく薄い「ネカフェ会員カード」が発信機になっていたらしい。
 なるほど、フツーは気付きませんわ。

 現代って怖い。

コバヤシ『この空間はきっと、“家庭”です――――』

『彼は家族愛を求めていた、歪な人なんですね』

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 そして、ワタヌキの感情を、冷静に分析しちゃうコバヤシ君がもっと怖い!
 広い家を持つ、裕福な土建会社の息子として育ちながら
 家族愛に恵まれなかった青年

 しかし…?

影男『いや待て、いない。何故だ? どこだ!? どこにいるさち子くん!』

少女『――――向こうの、壁の…』

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 だが肝心の大曽根さち子は、「向こうの壁」だと少女に言われ、影男は絶望する……!
 このBGM、残酷シーンBGMすぎる……!

 陰惨さは一切ないが、これは彼女が殺された証明だった。

 埋め込まれたチョーカーは、確かに…!

さち子『入院してた時、お見舞いに来てくれたお爺さんは、お兄ちゃんだよね?』

『時々、看護師さんにもなって、私を励ましてくれた―――』

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 気持ち悪いとかいいつつ、着けてくれる天使。

少女と真相
 実は、冒頭のシーンは「退院後」であり、さち子は影男の変装に気づいていたと告白する。
 入院した彼女を、影男はずっとずっと気遣っていたのだ

 さち子くん、君の苦しい時間は終わったんだ。これからはずっと幸せな時間が続く……

 約束、守れなかった…!
 何かあっても、必ず守ると約束したのに……!

 不幸だった少女が、ようやく、幸せを手に入れた矢先の出来事。

 残酷な結末にも程がある…。

ワタヌキ『ボクの娘にならへん少女はいらんわ』

影男『いらない少女などいない! 全ての少女は、幸せになる権利があるッ!』

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 影男の噂を聞き、彼に罪を被せたとかいう畜生の鑑。

許さない
 踊りかかった影男は、罪悪感の欠片も無いワタヌキに、逆にボコボコにされながらも叫ぶ
 いらない少女などいない!

 さち子くんは幸せになれるはずだった、ずっと、幸せが続くはずだった!

 声だけで伝わる感情
 影男は、本当に彼女の幸せを願っていた!

 ボコボコにされても食い下がる影男、紳士にも程がある……!

ワタヌキ『キミ、うっとうしいで……』

影男『奪った、幸せを! ゆるさない、ゆるさない、ゆるさない…!』

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 正義感が強そうなだけに、カガミさんが歪んでいってないか心配。

ボクの家庭
 実は、影男は事前に通報を済ませており、共に駆けつけたアケチが徒手空拳でワタヌキを撃退!
 だが搬送される際、カガミが胸糞悪い事実を…!

 いや…。ワタヌキは以前にも少女事件を起こしているんだ…。その時は精神鑑定で無罪釈放になってね…

 再犯を止められなかった。
 カガミ警視、こんな犯罪ばかり見てたら心が歪んでそう(偏見)。

 アケチさんも強かった!

 やはり、原作の無敵っぷりはそのまま踏襲した模様。

ナカムラ『カガミ警視、影男が見当たりませんよ。逃げられましたかねぇ』

カガミ『そうですか…。引き続き、影男の捜査を続けましょう』

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 そして現場から歩み去る、一筋の涙を残した警官……
 影男、最後まで悲しい男だったぜ…。

 義賊だそうで、警察としても捕まえねばならず、大変な「敵」ですな。

アケチ『あのデブをやったときにな…。股関節も脱臼した』

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 肌色の面積が多すぎるって、ハシバくん心配しすぎィ!

名探偵アケチの弱点
 一方、良いように使われてしまったと愚痴るアケチは、殴った反動で体中ボロボロだった。
 なるほど、相当な虚弱体質らしい。

 はぁ…。頭痛がひどい……

 一方、コバヤシ君は女装を継続中
 歴史的英断。

 まあ、次回でサラッとフツーの格好に戻ってるんでしょうけどね!

 女装のままでも良いのよ?

次回、「怪人二十面相」。“巨人”アケチと対をなす怪人、遂に登場!

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 Cパートでは謎仮面が登場、「奇譚版・二十面相」のトレードマークなのか?

奇譚版「影男」。
 これが、本当の紳士だと言わんばかりの「お兄さん」、その悲しい優しさが素晴らしかった!
 のっけから、少女を神だと思っているとか
 台詞がトバしてた!

 けれど、ひよわな身体で半泣きで、なお食らいつく姿が男前だよ!

 冒頭でも空腹で倒れてた理由も察せられるし
 cv子安の熱演と相まって、悲しいけれど、良い話だと強く思いました。

 次回、♯4「怪人二十面相

■関連感想記事
 #1「人間椅子(前編)」
 #2「人間椅子(後編)」

原典「影男」「地獄の道化師」とは

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 影男とは、変装を得意とする犯罪請負人で、世の中の裏側を楽しむ愉悦なキャラ
 ある時は犯罪者の上前をはね、或いは犯罪体験を小説化し
 売れっ子作家でもある

 奇譚でいえばアケチに近い、犯罪を面白がっている男の物語。

 犠牲者をレンガで塗りこめる話もここから
 或いは、綿貫という名前、犠牲者を塗りこめるという点から「地獄の道化師」ミックス。