GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

アルスラーン戦記 第十二章「騎士の忠義」感想。ザンデの敗因、それは実にシンプルだった

『てめーはダリューンを怒らせた』。ザ、ザンデさん、呆気なさすぎる……

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 単騎で五万、って言葉は嘘じゃなかったダリューン無双。もう彼一人で良いんじゃないかな! 強すぎィ!
 簒奪者の息子が! とか、言っちゃアカン事を言った時点で
 ザンデさんは終わっていたのだ…。

 王位など関係ない。俺は、この方自身の為に剣を振るい続けるのだ……!

この一行、殿下大好きすぎである
 威圧で他人を従えようとする銀さん、笑顔と献身で知らず他人を魅了する殿下の図式。
 スペック上は、銀さんが圧倒的に上なのに
 人徳的に圧倒的過ぎる…!

 彼の誘いを、ナルサスがスパッと切り捨てるとか、エラム君のダイヴキャッチも最高でしたね!

ダリューン『殿下が心配だ。早く合流せねば……!』

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 今週は、そんなダリューン卿のお話です。

王子と忠義
 独り先行したナルサスは、銀仮面に恨みを抱く少女「アルフリード」に懐かれてしまい
 また、銀仮面をアルスラーンと比べて見せたことで
 彼に考えを促す事となる。

 一方、僅か二騎で追撃を蹴散らしつつ進んでいたダリューンは、再びザンデに追いつかれた!

 忠義に燃えるザンデの剣と、謎の「地行術」使いに苦戦するダリューン
 だが、そこに他ならぬアルスラーンが乱入
 危機に陥った

 これに怒ったダリューンは、ザンデ以下追撃部隊を一掃! 殿下に心からの忠義を誓う。

 次回、第十三章「王子二人」

ナルサス『騎兵が数十……、ゾット族か』

ペシャワールへの近道ゆえ、奴らの縄張りを通らざるを得なかったが…』

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 稼業:追いはぎ。

強襲! ゾット族!!
 一人、姿を消していたナルサスは、付近一帯を縄張りとするゾット族と「銀仮面」隊の衝突を確認。
 近道した結果は、殿下一行に有利に働いた。

 ここはゾットの縄張りだ…、カネと剣を置いて失せろ

 運が悪けりゃ、殿下がブチ当たってたってワケね。
 世紀末っぽい部族!

 このゾット族、数で劣るのに優位を確信している辺り、強者揃いの模様。

銀仮面ヒルメス『貴様如き、猿とも人ともつかぬ蛮人に、何故従わねばならぬ』

ゾット族長『き、貴様ッ!』

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 切り捨て、剣から血が滴る描写が迫真…!

格の違い
 が、相手が悪いにも程があり、ゾット族は鎧袖一触総崩れ、あっと言う間に掃討された……。
 あっという間の出来事だった…。

 俺の手にかかって死ねる事を…、名誉に思え……!

 さすが銀さん、一太刀で三人殺ってるとか腕が違いすぎる。
 ケンカ自慢が世界王者に挑むような格差

 世紀末集団ゾット族、二分と持たぬ歴史的大敗…! 

銀仮面『アルフリードとは王侯貴族の姫君に使われる名だ……』

『その思い上がりに、相応しい罰を与えてやるべきだろうな?』

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 唯一族長の娘だけは、『よく動く』と銀さんが感心するほど、高い技量を持っていたらしいが
 敵う筈もなく、また部下も一人残らず殺され
 絶体絶命の危機に。

 というか、アルフリードという名前は「前振り」なのでしょうか?

 拾い子の王族、って昔よく見た設定ですが…?

銀仮面『―――王都で会ったヘボ画家か! 食うに困って辺境まで流れたか?』

一流画家『おぬしに付き合っていると、人外境に近付いているようで困ったものよ』

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 颯爽登場、軍師26歳!

器量比べ
 が、何を思ったかナルサスが乱入、銀仮面は「腕試し」に付き合い真っ向から渡り合う
 ナルサスを「惜しい」と言い出した。

 おぬしの剣技は一国に冠絶するが、器量においては主と仰ぐには物足りんな?

 銀さんの求人活動再び!
 対する画家、アルスラーン殿下に器量で劣るの一刀両断!

 なんて冷静で的確な罵倒なんだ!

 これには銀さん怒った!

ナル『アルスラーン殿下は私に、仕えろ等と頭ごなしに命令はなさらなかった』

ヒルメス殿下『貴様ッ!』

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 ナルサスは、アルスラーンと比べる』という泣き所を的確に突き、冷静さを失わせたところで
 あらかじめ仕掛けておいた、“時限式の落石”に紛れ
 鮮やかに逃走―――

 銀仮面は激昂するも、事が終わった後は、むしろ冷静そのものでした。

 ますます警戒されましたねナルさん。

???『―――逃げられましたな? フッフッフッ……』

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 そして現れる、世界観を明らかに間違えたような魔術師、銀仮面の協力者が「影」から現れる
 ガチの魔術師だったか…。

 天候を利用したとか、風の音を解釈したとか、そんなレベルじゃねえ!

 ガチの魔術師だコレ!
 やっぱり、ガチの魔術が存在するのか!

ナルサス(26)『他にもゾット族の仲間は居るだろう? 戻らなくて良いのか?』

アルフリード『―――良いの!』

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 ゾット族の婚期は早い。

エラム君(シュウトメ)
 さて、アル嬢を拾って逃げ延びたナルサス卿、強く都会的で知的な彼に、アル嬢は惹かれたのか
 このまま、彼に同行すると言い出す。

 よっし決めた! アタシ、ナルサスについていくよっ!

 ナルさん、寄り道で嫁さんを拾ったでござる。
 エラムが黙っちゃいませんね。

 また深読みするなら、彼女は「生まれがゾット族じゃないから」って事なのかなー、と。

 だからもう未練が無いんだ、みたいな。

王都陥落より一月、ルシタニアには教会、王弟、王の勢力が並立していた―――

確執が深まる中、一つの事件が起こった

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 国王様、信頼を失うわ速攻で言いがかり付けられるわ、オラ、不憫になってきたぞ!

王弟ギスカールの決断
 一方、王都では『大司祭(聖騎士団)』が国王派と亀裂、手勢を率いて隣国へ去る異常事態が。
 王弟殿下、彼らを切る決断をしたっぽい。

 彼は、異教徒の女と床を共にしていたのだ……、聖職者でもある騎士団長の長が。

 教会の「権威」に泥をつけ
 彼らの信用を落とし、自主的に出奔させる王弟。

 今回の戦は「教会の教義」を口実とし、民の、彼らへの信仰を利用して起こしたものでした。

 その権威を削ぎ、王と王弟への民の支持を集める、と

部下『ギスカール様、ボダンは聖騎士団を率いてエクバターナを離れました』

王弟『これで邪魔は一つ消えたか………』

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 結果、もっとも目を離してはいけない連中が、野に放たれるとかいう危ない事態に。
 パルスより先に陥落した隣国、マルヤムに行った
 という話ですが…?

 しかし王弟陛下、邪魔が「一つ」ってそれもしかして……。

エラム君『殿下はご存知ですか? 西南の果てにある、伝説の都市の事を』

『虚無の砂漠の向こう、青銅都市や円柱都市がある、と』

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 かしこまり!

少年は夢を語る
 その頃、前回は聞けなかった「エラムの夢」、遠き幻の都市を調べてみたいというアカデミックな夢
 世界が謎の満ちていた時代、その壮大な野望を聞く。

 では、いずれエラムが調べた歴史や伝説を私にも教えてくれ。今から楽しみだ♪

 殿下は本当に良い子じゃ……
 エラム君も、そんな少年らしい夢があったのか

 前回を引き継ぎ、微笑ましい。

 と共に、少年殿下は「生まれて初めて踏みしめる大地」に、遠くまで来た自身を思う。

ザンデ『――――手を出すな、そいつは俺の獲物だッ!』

ダリューン『追ってきたのか……!』

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 一方、度重なる追撃戦に時間をとられたダリューンは、ザンデ卿の追撃を受けていた!
 やだこの人、しつっこい!

 が、一対一にこだわる辺りは「腕」と「誇り」のある証拠!

 こういう人は好きよ!

黒衣仮面『―――気付いたか、惜しい』

神官・ファランギース『地行術か!』

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 が、そこに「地行術」の術者が現れ、ザンデに助力するのだったが、これは「勝手にしろ」と。
 その「手助け」は良いのか!

 まあ二対ニと思えば、そんな感じなのか。

ザンデ『簒奪者の子に使える貴様は、逆賊にすぎん! 我らこそ真の忠臣だ!』

ダリューン『簒奪者の子だと…!』

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 忠義vs忠義、罵る事もまた忠義。

騎士の忠義
 ザンデは、ファランギースの馬を一刀で斬り捨てる豪剣の騎士、論戦でも圧倒する自負があった。
 彼にすれば、アルスラーンは「簒奪者の子」だ!

 お前らの主が何者であろうと、殿下の出自がどうであろうと関係ない!

 ダリューンは吼える!
 が、「地行術師」の二度に渡る介入で窮地に…!

 ザンデさん、そんな勝ち方で良いの!?

殿下『ダリューン! 無事か、ダリューン!』

ダリューン『! 殿下、地面を!!』

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 が、逆に駆けつけたアルスラーンが割って入り、ダリューンを救う事態に!
 殿下、先週のエラム君に続き二度目!
 今期二度目の快挙!

 が、当然、影術師の反撃であっと言う間に窮地に…!

 影の旦那、卑怯すぎィ!

ザンデ『余所見を…、う!?』

ダリューン『うぉァ! 殿下を、傷付けさせはさせんッ!!』

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 エラム君、ナイスキャッチ!

ダリューン無双Ⅲ
 が、殿下の危機にスイッチが入ったダリューンは、人外魔境の動きで敵兵を圧倒!
 これが噂のスーパーダリューンか!

 ダリューンは、ザンデを剣ごと弾き、雑兵を5秒で10人薙ぎ倒す大暴れ!

 ザンデも即座に体勢を立て直し
 馬を加速、重さ+速さの突撃にかけるも、これも一蹴!

 いつも強いが更に強い!

 もはや、物理的におかしいレベルの強さ!

ファランギース『見苦しい――――』

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 ザンデは手心を加えられ生き延びるが、惨めにも剣を捨て、背中を見せて敗走……!
 ファランギースの一撃を受け、谷底に落下する
 死んだか…。

 まるで、昔の時代劇みたいな死に方を……!

 呆気なさ過ぎる……。

ダリューン『殿下、申し訳ございません! 危険に晒してしまうとは!』

殿下『いつも助けられているのだ、たまには私が助けても良いではないか』

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 よいではないか、よいではないか。

忠義の価値
 無論、ダリューンはすぐさま殿下にひれ伏したのだが、返し方がまた秀逸であった。
 むしろ殿下は、嬉しいのだとさえ思える。

 王位など関係ない。俺は、この方自身の為に剣を振るい続けるのだ……!

 元より主従
 そして、尊敬する叔父に託された「命令」

 それが改めて、ダリューン自身から生まれた忠義へと変わってゆく物語。

 これは尽くしちゃいますわ…。

予告『銀仮面の両目に毒焔が燃え上がり、アルスラーンへと吹き付けてきた…』

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 アニメーター・田澤潮氏、前回の渡邊氏と共同でキャラデザイン、作画監督を担当

ザンデさん追悼会場
 残念、エーラーン・カーラーンの息子で忠臣とか、美味しすぎるキャラが二話で退場だと……!?
 いやまだ、まだ慌てるような時間じゃない!
 きっと崖にしがみついてる!

 それはそれとして、ダリューン無双が無双すぎて思わずタイムと撃破人数を計ってしまったレベル。

 新たな仲間アルさんも加わり
 そして、ペシャワール城塞には「鷹」と万騎長がいるはず! 久々!

 オープニングのように、再び軍を率いる立場となるのか?

 そして、城塞の老人が受け取った「秘密」とは?
 突撃(ヤシャスィーン)!

 次回、第十三章「王子二人」