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Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

まおゆう魔王勇者 角川版 14巻[石田あきら]感想、銀虎吼える! 開門都市決戦、敗戦スタート…!

 漫画『まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」』。作画:石田あきら

スペック差を物ともせぬ、“飽和攻撃”の猛威! “光の精霊”の正体も判明

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※画像右下隅クリックで拡大。

 未だ高い個体スペック、魔術による戦闘力に希望を賭けた魔族軍が、次々と蹴散らされる第14巻…!
 人が「神」と崇める光の精霊も、単なる火の精霊の娘
 宗教によって歪められていたと判明。

 あの「図書館」で世界の秘密を知ったメイド姉は、果たして何をしようというのか?

なお女魔法使い
 表紙は、当番的に回ってきたもののほぼ出番なしという残虐ゲーム。
 これはひどい

 妙な動きをしてますが、果たしてどう結実するのか?

何故か『勇者の力』を使うな、と厳命する女魔法使い

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 人が死ぬ、救える力がある、しかし使えないという煩悶。

「15万」という数
 大司教は、開門都市の遺跡に「勇者」「魔王」を揃えることで、奇跡を起こそうと画策する。
 そうと知らぬ指揮官、王弟はこれに反対したため
 別働隊5万で別行動をとった。

 教会軍は十五万にも及ぶ大軍を、即席兵のマスケット銃と、訓練した部隊の連携で運用。

 魔族の防衛網を打ち破り
 その最中、撤退戦を支えるべく現れた銀虎公は、壮烈な戦死を遂げる。

 辛くも、要塞都市と化した街へ逃げ込んだ魔王たちだが、人間らは大砲で間断なく街を攻め続ける。

『数』を実感できなかった魔族軍と、その代償。

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 魔族の総力でも6万、「見た事もない敵」の戦略に魔族は地を這う。

飽和攻撃
 今巻、人間より優れた戦闘能力と、相手がしょせん農民の寄せ集めという意識も相まって
 魔族側は戦術を誤ります。

 ただただ単純に、狙いをつけない、しかし数百もの銃弾が迫る脅威。

 圧倒的な数と、その「物量をいかせる鉄砲という兵器」の出現に、完全に翻弄される魔族! 緊張走る!

銀虎公、戦死……!

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 しかし、ど真ん中に飛び込むことさえできれば、同士討ちになるので銃が使えないのが突破口。
 もちろん敵も容赦はありませんし、敵を混乱させる一点に絞り
 魔王さまたちは遊撃。

 しかし、魔王と勇者を欲する大司教により、魔王様は窮地に。

 結果、彼女を護って銀虎公が戦死。
 このままいくと、砦将、その副官もヤバいし、どうなってしまうのでしょうか。

殺伐とする中、分かり合う『人間』と『魔族』も

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 その一方で、ずっと自分達と一緒に来てくれた『詩人』が、魔族だったと知る一部兵士たち。
 しかし、彼らは自分自身の価値観に基づき
 彼女を匿います。

 彼らの常識、魔族は危険だという偏見を覆した詩人。

 自分自身が危険を冒す事で覆して、彼らと分かり合った詩人さん達の姿が、いいな、と思いました。

一方、「光の精霊教」誕生の秘密を知ったメイド、火竜の元へ

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 この伝説が、果たしてどう物語に影響するのか?

ひかりのたま
 また今回、大きなキーワードとして、「光の精霊」と呼ばれる神は、歪められたものと判明。
 かつて五つの精霊、五つの氏族がいたけれど
 土の氏族が争いを起こした。

 それを火の氏族の少女が人身御供となって鎮めたワケですが、その「土」が人間の祖先。

 人は、祖先が犯した過ちを隠蔽。
 ただの少女ではなく、神さまが救ったのだと糊塗し、歪んだ形で伝わったものだったんですね。

収録

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 意外に話が解る人らしい「王の弟」、果たして彼を説得できるのか……?

■収録
 角川コミックス・エース「まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」、13巻」
 原作:橙乃ままれ、画:石田あきら。月刊コンプエース連載作品。
 2015年4月(前巻2015年1月)

 第44話「ひかりのたま
 第45話「これは…飽和攻撃だ」
 第46話「還らぬ者の名にかけて」

■コラム
 第42回……戦争や軍隊の維持に必要な軍事費
 第43回……大砲の歴史
 第44回……城塞都市について

 オマケ漫画&イラスト収録
 カバー裏「おしえて!メイド長 その14」は「我々にはメイドとして足りないものがあるのでは」