GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

ガンダム THE ORIGIN 24巻[安彦良和]感想、あの人は今。本編の前後を描く番外編。“初代唯一のテーマ'”も収録

昔のコメディ映画のノリだ!? 最高に笑えた番外編、シャア誕生も収録!

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※画像右下隅クリックで拡大。ドズル、ver22年前

 コミック未収録の番外編を四話、特に後ろに行くほどコメディ要素が強く、昔のコメディ映画のノリ!
 今や懐かしく、逆に新鮮で最高に面白かったです。
 と共に、1stのテーマについても。

 言い切ってしまうと味気ないけれど、言っちゃう。色々曲解されているようだから(安彦氏)。

ニュータイプ思想
 エスパーなら分かり合えるってのは、現実には分かり合えないの反語である。
 だから、「分かり合えたらどんなにいいだろう!」、と。

 その訴えがシンプルで印象的でした。

収録は四篇、一つ目は「本編寸前」のアムロとシャアと……

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 それに続いたのが、シャアの誕生を描いた0057年の物語。手前の子が、後のラルさんの内縁の妻

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 0079の開戦よりはるか以前、安彦先生らしい「学生運動が描かれるお話。
 その中で、多くの人たちに匿われて
 ひっそりとシャアが生まれる。

 とかく、22年前の若い頃の面々が見所!

 やや劇的過ぎる気もしましたけど、本作のシャアは全体にそんな感じですしね。

まだ戦後間もない頃、「オリジン」の後始末的なお話

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 カイさん、初代より後の時代で、まだ飄然とした感じが全くないのが新鮮。

アルテイシア0083
 続いては、ちょうどガンダムGP-01関連と同時期、戦後わずか3年目のカイとセイラのお話。
 以降、ほとんど出てこないセイラさんに関して
 その想いが描かれた。

 ホント、彼女は「建国者の娘」の立ち位置の割に、エピソードが少ないので、貴重なお話。

オリジン版オリジナルエピソード「マッチョさん」再び!

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 その最大の眼目、彼女はなぜジオン共和国に戻らなかったのかが、彼を軸に描かれる!

 ジオンを、セイラの父が拓くも、ザビ家による独裁と戦争へ歪んだと捉え
 セイラ=姫さまが戻って、国を正してくださいと。

 立場上いてもおかしくないキャラだけに、納得だし新鮮な話でした。

そして始まるドタバタ捕縛劇!

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 しかし当然、連邦の護衛が付いているワケで、あれやこれやの大騒ぎ!
 ノリが昔の映画だよコレ!?

 作中、ほぼ翻弄されるばかりだったカイさんが、大活躍する展開も面白かった!

 現代だと逆に新鮮な展開で、すごく面白かったです。

ラストはアムロを主役に、なんとウラガンが復活!?

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 戦後、どうなったのか不明なあの人が、すごくダメな大復活!

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 誰もが気になるハヤトとフラウの結婚、その時のアムロを描きつつ、実は命を狙われていた!?
 とかく、アムロを巡っての、人知れぬ攻防が楽しい!
 気付けよNT!

 最終的には、笑い転げるくらいひっでえオチになりましたが、〆は穏やか。

 並外れたニュータイプでありながら
 しかし、ニュータイプ主義で「急ぎすぎる」シャアと戦うことになる、アムロらしい〆でした!

収録

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 オチで、眼鏡さんが報われててちょっと笑う。

 角川コミックスエース「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 24巻(番外巻)」。安彦良和
 コミック未収録再録、角川社発行。
 2015年2月発売

 その前夜
 キャスバル0057
 アルテイシア0083
 アムロ0082

 各話ごとに、インタビュー形式で先生のコメントあり