GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

アルドノア・ゼロ 第17話「謀略の夜明け -The Turning Wheel-」感想。このマリルシャン卿、ノリノリである

「違う」か「違わない」か、伊奈帆とライエ、押し問答。和平の端緒、拓く!

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 銃口を向け合えば敵同士。対し、相手を理解しようと務める人なら、陣営が違おうときっと仲間になれる
 同じ陣営でも、マリルシャンとマズゥールカで全く「姿勢」が違ってる
 そこが面白かった!

 違う…。君はもう、あの頃とは違う……!

ライエが「嫌い」なもの
 ライエの、「火星嫌い」は自分自身を含めたものという告白も
 違う違わないと、問答を繰り返して強調していって、印象的な演出になっていましたね。

 しかしマリルシャン卿……。久々にスレインが翻弄されてますが、偽姫さま、もしやスレインを裏切りそう?

マリルシャン卿『これ以上…、地球生まれの野良犬を、野放しには出来ません!』

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 手を組んだマズゥールカ卿の失敗に、イヤミ卿、自ら動く!

「納得」しない
 スレインの台頭を阻止できなかったマリルシャン
 遂に自ら決闘を申し込み、その愚かな行為に、流石のスレインも呆気にとられてしまう。

 一方、争いを好まぬが故に、油断して捕らえられた火星騎士マズゥールカは、伊奈帆に尋問を受けた

 彼が「地球と火星の和平」、アセイラムと同じ夢を持つ火星騎士だと考えた伊奈帆は
 長い対話の末、彼を火星へと逃がしてしまう。

 共に「アセイラムの為に戦う」事で理解しあった二人は、星を越えた友情で結ばれていた。

次回、第18話。

耶賀頼医師『これ以上は広げないようにね? 脳が影響を受けてからじゃ遅いよ』

伊奈帆『危険は、理解していますから……』

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 伊奈帆、広げる気マンマンである。

「拡張」
 結局、デューカリオンの補充要員として、鞠戸・ユキ姉・耶賀頼医師らも乗艦が決定。
 医師は「義眼」が、調整されていると見抜き、警告する

 思考補助の割合を「広げ」、人工知能に思考を明け渡せば、脳に悪影響がある

 前回、伊奈帆が「仕方ない」と言ったのはコレか…?

ユキ『私はね、貴方と、貴方の住む世界を護りたくて軍人になったの……』

伊奈帆『ごめん……。でも、じっとしてられないんだ』

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 ああ、この台詞。PVでのユキ姉の台詞だ……。

戦う理由は
 合流したユキ姉は、こんな時代だから、伊奈帆を守りたいから軍人になったんだと明かし
 伊奈帆まで、「軍人」にさせてしまった自分を責める。

 彼女は僕の目の前で撃たれたんだ。僕を助けようとして撃たれたんだ、だから……、僕が助けなきゃ!

 だが伊奈帆も、「生き延び、仲間を護る為に戦った」一クール目とは違う。
 今は、積極的に闘いたいのだと語る。

 他ならぬ「セラム」に救われた、だから彼女を助けに行く、戦う理由を伊奈帆も持っているのだ。

マグバレッジ艦長『では、祝杯もあげられませんね?』

鞠戸大尉『祝杯は別腹です』

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 鞠戸大尉、ビビりすぎィ! まぁ仕方ないですよねー。

奇縁、再会
 同じく「尊敬する兄を、やむない事情で鞠戸に殺された」縁を持つ艦長
 その鞠戸に、わざわざ会いに来たらしい。

 兄の一件も納得ずくですし、ビビる鞠戸大尉と、ちょっと嬉しそうな艦長が微笑ましい。

 ていうか大尉、耶賀頼先生のせいにしすぎ!

マズゥールカ卿『地球人からすれば、封建制度など時代遅れも甚だしいだろう?』

伊奈帆『問題があるなら、自分達で変えればいい』

マズゥールカ『満ち足りた地に生まれた者らしい……』

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 マズ卿、火星の政治体制の不備も、それが苛酷な環境ゆえ仕方なかった事も承知しているのか…。

マズゥールカという男
 さて、伊奈帆はマズ卿の尋問を申請、捕らえられ、やさぐれていた彼と面談する
 ご存知の通り、地球への深い興味を抱く火星騎士ですが―――。

 貴方はアセイラム姫に……、忠誠を誓っていますか?

 久々、伊奈帆流「敵」「味方」識別の問い。
 マズゥールカは眼鏡にかなう。

 彼の言動からは、地球への興味、アセイラムへの忠誠心があふれ出ていた。伊奈帆こわい! 

ライエ『したこと無いわよ、ダイエットなんてっ!』

少女たち『はぁぁあ!?』『すごーい! どうやってスタイル維持してるの?』

副長『――――私にも、教えて貰えますか?』

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 ニーナから溢れる幸せ、インコの恋する乙女パワー、作画が素敵すぎる!

副長、口を滑らせる
 火星騎士の捕縛、思うところがあったライエだが、インコとニーナはそれに気付かず……。
 オマケに、女子力向上中の副長が、うっかり口を滑らせてしまう。

 界塚少尉なら、今、火星兵の尋問をしているところです

 副長、当初はもうちょっと頭が切れる人だった気がするのは気のせいでしょうか!

マズ卿『そのような戯言を信じるほど、このマズゥールカは愚かでは無いわ!』

伊奈帆『もう一度言います、アセイラム姫は偽者です』

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 推理力をアピールする伊奈帆。これは人間やめてる顔ですわ……。

■断言する隻眼
 伊奈帆は、アセイラムに関して知りうる情報を、真正直にマズゥールカへと打ち明けるが
 当然、彼に一笑に付された。

 だが、マズゥールカの「アルドノア」が止まっていたのは、意図か事故か?

 その一点で「彼の嘘」を見抜くことで
 見抜ける、そう確信を持って断言することで、自分の分析力を証明してみせる。やだ怖い……

スレイン『姫は、翼があるのに飛べないのは可哀想だ、と言うかもしれませんね』

エデルリッゾ『姫さまは、お優しい方ですから……』

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 いかん、スレインさん、行動がイケメンすぎてむしろ笑える!

「籠」に閉じ込める理由
 一方、姫とエデルリッゾの前でだけは、以前と同様の無邪気さで「地球学」を講義するスレイン
 その言葉は、飛べるのに、籠に閉じ込められた鳥へと及ぶ。

 それは……、とても美しいからです。

 スレイン自身は、飛べない=可哀想だろと他人に言われようと、当人は満足しているタイプ。
 対し、姫は「籠に入れられた鳥」だと示唆する。

 自由に振舞う力も意思もある、しかし重宝され行動を縛られる、二人の姫……。エデルリッゾかわいい。

ライエ『あいつは英雄なんかじゃない……、アセイラム姫暗殺の首謀者』

マズゥールカ卿『ザーツバルム卿が!?』

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 ライエの父は、下層階級脱出を条件に、アセイラム姫を暗殺した、それが私利私欲なのも確か。

「火星人」なんか大嫌い!
 伊奈帆による尋問は、アセイラム暗殺の「実行犯」の娘、ライエ登場で中断となった。
 卿は、ライエの父は死んで当然だったと示し、激昂させる。

 いつまでも過去を引きずって、いつまでも囚われて、私だって同じ…、戦う事しか出来ないバカな火星人!

 だがライエも理解している。
 彼女の家族は、自分達の幸せの為に、他人を傷つけることを選んだ。

 それは今まさに、火星人が地球人にやっている「戦争」とまったく同じ行為だから。

伊奈帆『君は違う』

ライエ『違わない! 火星人なんて嫌い! 私は、私が大嫌い……!』

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 ライエは、自分が酷い目に遭った過去を盾にして、ほぼ無関係なアセイラムを傷つけた
 いつまでも過去に囚われ、関係ない人を傷つけた。

 その行為は、火星人がやっている「戦争の動機」とまったく同じなのだ。

 だからライエは火星人を嫌う。
 自分が、どうしようもなく「火星人と同じ」だと、自分自身を忌み嫌っていたと告白する。

マリルシャン卿『おっとこれはご無礼を、姫様を“籠の鳥”のように』

『地球では、自由を奪われた者の事を、そのように形容するそうです……』

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 イヤミシャン卿、姫の正体を知ったら、散々に罵倒して軽蔑しそう(断言)。

マリルシャンの会談
 さて、スレインがひと時の幸せに浸っていた頃、偽姫レムリナに更なる火種が。
 本物と信じる火星騎士、マリルシャンは彼女を煽る。

 彼は、後見人として、スレインが「姫の権威を傘に来てデカいツラをしている」のが気に食わない

 だから「姫は籠の鳥にされている」と煽り
 スレインの庇護を離れて、姫様は、もっと自由に羽ばたくべきだと入れ知恵する――――。

マズゥールカ卿『どうして、こんな事を……?』

伊奈帆『貴方には、揚陸城に戻って“本物の姫”の居場所を探って欲しいんです』

『貴方の志は、アセイラム姫と同じだからです――――』

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 表情とタイミング的に、艦長は「伊奈帆が逃がした」と察している模様。

同志として
 結局、伊奈帆は危ない橋を渡り、マズゥールカ卿を火星側へと逃がした。
 彼が「敵」ではない、姫と基本的に同質なのだ。

 前回、敢えて鞠戸たちに一発の弾丸も撃たなかったように、彼は本当は戦いが嫌いなのだ。

 彼が地球を理解したがっている
 彼なら、アセイラムの夢、和平の架け橋になれると希望を託す。

 そして、スレインの目的を探って欲しいと、伊奈帆はマズゥールカへと頼み込んだ。

ライエ『水と食料。―――私は、死んでもらっても構わないけど』

伊奈帆『いざというとき、アセイラム姫を守ってもらわなければいけない』

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 インコちゃんは見ていた。

「君の名は?」
 伊奈帆が、姫の為にやってくれたのだと感じ入り、マズゥールカは改めて伊奈帆と名乗りあった
 同じものを守りたいなら、陣営を超えて仲間になれる。

 違う…。君はもう、あの頃とは違う……!

 ライエもそれは同じ。
 今は、ライエは過去ではなく「仲間」の為に戦っていると信じているのだろう。

 ライエを「あの頃とは違う」と言い切り、穏やかな時間が流れてゆく……、インコちゃんはそれを見ていた!

レムリナ姫『マリルシャン伯爵は、アセイラム姫に直接謁見したいと』

スレイン『何故、そのような事を……!?』

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 レムリナ姫、「ヴァースの姫」としての権限を、自ら振るう決意を固め、スレインを当惑させる。

覇王、当惑
 さて渦中のスレインは、自己確立に躍起なレムリナ姫と、騎士の誇りに燃えるマリルシャンに当惑していた
 前回、あれほど「実力の差」を見せたのに!?

 私はこの場で、トロイヤード伯爵に決闘を申し込むッ!

 前回のスレインの謀略を越え、予想外のプライドの高さで暴走するマリルシャン、レムリナ
 二人の行動は、あまりに非合理的であり
 スレインの予想を外れる。

 赤くてカッコイイ機体に乗ってて、素晴らしいイヤミっぷりを見せるマリルシャン! その行く末は……?

俺の同僚がアホすぎて狼に勝てると思えない件

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 先週、奴は捨て犬から狼になったのだ……と、スレインを認めていたバルークルス卿
 同僚の暴走にガチで驚いてましたね。

 こっちは良い人っぽいというか
 既に、心情的にはスレインに肩入れしているようですが、最終的に酷い目に遭いそうな予感もヒシヒシと。

次回、「自分は籠の鳥じゃない」と動き出したレムリナ姫、どう動く?

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 ニーナが可愛く、ライエの闇が払われた一方、インコが「目撃した」件はどう動くのか……?

覇王スレイン、当惑
 いやあ、ラストのマリルシャンのイヤミっぷりが素晴らしすぎて、堪りませんでしたね!
 ニーナとインコの食事シーンといい、表情の演出が素晴らしかった!
 ヤラレ役の風格だった!

 彼の存在が起爆剤となって、スレインの「目的」が見えてくる流れなんでしょうか?

 にしてもスレイン、姫様とエデルリッゾの世話に一生懸命になりすぎて
 うっかり、隙を突かれちゃったって感じというか
 久々に彼らしい当惑っぷりでしたね。

 次回、第18話。

余談、伊奈帆と「コウモリ」時代のスレイン

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 あの時は、伊奈帆は「インコやカーム、仲間間達を逃がす」事が最優先だったため
 アセイラムの政治利用は欠かせませんでした。

 アセイラムを利用させたくないスレインとは、「仲間」にはなりえなかったという感じ。

 そんな伊奈帆が、アセイラムの為に銃を取り、マズゥールカとも仲間になる
 あの頃とは違うのが印象的な回だった気がします