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Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

白暮のクロニクル 4巻 [ゆうきまさみ]感想、“吸血鬼”の殺人事件。オキナガの“学生運動闘士”とは恐れ入った。。。

「オキナガ」が吸血事件を起こした………? ドロドロした事件の第4巻

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※画像右下隅クリックで拡大。

 今巻も、「オキナガ(長命種)」絡みの殺人ですが、今まで以上にドロドロした事件でしたね。
 最後のオチも、「え? それが答えなの?」と戸惑う内に解決。
 陰惨というより陰険というか……。

 毎度ながら、吸血する力を持つ長命種がいたら?のリアリティがネットリしてます。

ねっとりした三巻
 ご大層な「カインの末裔」なんて団体も絡みましたが、これも物語を進めることなく終了。
 どうも、これからも出てくるんでしょうか。

 江戸時代に長命種になり、時代を越えて「革命闘士」を続けてるって話に見入ってしまいました。

「デルヘル嬢に金を払い、吸血する」とかいうアイデア

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 それ自体は両者納得、いいアイデアだったのかもしれませんけれどねぇ……。

偽装殺人
 ある日、デリヘル嬢が血を抜かれて殺され、世間は「オギナガの仕業だ」と疑った。
 だがオキナガは、献血一回分も飲めば満腹する種だった。

 要はこの事件は、オキナガが吸血して殺しているとミスリードさせる為の殺人だったのだ。

 完全な私怨で人を殺した臆病な男。
 その哀れな物語。

 この事件で、伏木は雪村は“娼婦殺しが一番嫌い”という事実を知る。 

オキナガは、献血一回分たらずの吸血で満足する

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 今巻、ふわっと「そりゃそうだよな」と思ったネタ。

 人間一人が死ぬほど、血を飲んでしまう、なんてそら創作的だよなぁと今更。
 そんなにたくさん飲めませんわよね。

 解決編からいえば、犯人が「オキナガに詳しくないのに、オキナガに偽装している」前振りか。

良い子の旧約聖書、「アベルとカイン」

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 ファンタジー的に定番な用語、史上最初の「人殺し」、弟アベルを殺したカイン
 アダムとエバの長男。

 なんですが、その「弟殺し」の原因って、そんな事だったのか!?

 この解釈を本気にしないでねと、めちゃくちゃ注意書きしてましたが面白かった……。神様ひでえ。

江戸時代から生き続ける「革命闘士」、カインの末裔

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 また今巻、面白い新キャラ「サイト運営者・ムラカミ」氏が登場しましたが
 すげぇ生き方してましたね……。

 江戸時代にオキナガになり、幕末から学生運動まで「革命闘士」で駆け抜けたオキナガ。

 前巻も、オキナガの芸術家がいましたが、こういう世界観って面白いです。
 妙にワクワクしました。

 時代の生き証人かぁ……。

どんどん仲良くなる唐沢刑事

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 いまどき、懐かしさの方が先立つくらいの「不良警官」っぷりが、一周回ってカッコイイ唐沢氏。
 いや、お目にかかりたくはないですけどね!
 こんな刑事はいやだ!

 何がイヤって、この人に取り調べられたら、やってない事まで「自供」しちゃいそう!(偏見)

 でも一本筋が通っていて、付かず離れずの塩梅がすごく好きです。

にしてもこの人、ホントに人が練れてますね

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 雪村の暴走で法案を潰されちゃった竹ノ内さん。

 長命種で、世に溶け込んでいる
 今巻、その匙加減が渋くて、すげぇ人だなと改めて思いました。やりとりが渋い。 

収録

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 しかし、いったい何なのでしょうね。この台詞。

 ビッグコミックス白暮のクロニクル 4巻」。ゆうきまさみ
 週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
 2015年1月発売(前巻2014年7月)

 第4集「Vの聖痕」全11話と、巻末オマケ漫画&カバー下オマケイラストを収録。