GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

将太の寿司2 World Stage 3巻 [寺沢大介] 感想、父と子と。料理と「素材」を巡る第3巻!

料理は素材なしには出来ない。「魚の扱い」という、文化の壁が立ちはだかる!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 今巻での刺激的な台詞、なぜ日本文化は「世界料理」とならないのか?
 それは、新鮮な素材を前提にした技法ゆえ
 という問いかけ。

 フランス料理を絶賛する友人たちに、ついつい意地を張った将太は、「日本料理」の狭さを知る!

「狭い」けど「深い」?
 しかし、結果的に日本は「新鮮な素材を得る」流通をしっかり整備している、という事実を知っていき
 単純な二元論では収まらないのも面白い!

 ていうか、この「アンヌ」って、どうみてもミスター味っ子Ⅱの下仲アンヌじゃ……(ツッコミ)。

フランスの将太は、「素材をより良く扱う」大切さを訴える

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 ダニーのおっさんがすっかり愉快に!? 多分、ホントは寿司が好きなのね。。。

ビザを求めてブルターニュ
 東京の将太朗が「岩寿司」の繁盛に頭を捻り、ひょうたんからこまを出して成功させていた頃。
 フランスの佐治将太は、就労ビザ取得に向け大騒ぎを起こす。

 若き料理の天才“アンヌ”に頼みに行ったところ、「自分を唸らせてみろ」と返されたのだ

 むしろ、ダメだったら当局に通報して強制送還にしてやると脅され
 将太は「素材」を求めて飛び回る。

 新鮮な素材が不可欠、だが単純に「新しい」だけではダメだと、老漁師ペイユを命がけで説得する。

東京の将太朗は、「個人経営寿司店」の建て直しに奔走する

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 いざとなれば、めちゃくちゃ大胆な発想を持つ意外性。それが将太朗か。

岩寿司再建記
 東京編は、とにかく意外な展開の連続で、法律的にそれオッケーなの!?的なアイデア
 謎の白身とか、謎を投げては回答を明かす
 そんな連続が面白かった!

 またフランス編への前振りとして、日本では「魚の扱い」がすごく掘り下げられているのも印象的。

 コミックス全編で、両国の「魚に対する姿勢」の違いが描かれ、テーマになってましたね。

一方、天才外人職人サハル、どんどんアホの子に

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 単なる努力家でなく、毒舌家&フリーダムと、どんどんキャラがおかしな方向に!?
 まんま、ミスター味っ子Ⅱのアンヌだ!?

 すっかり将太朗と良いコンビになりましたね。

 一応、ジェネシス所属=敵対陣営という気もしますが、さてはて。

フランスの佐治8将太は、「素材」を求めて奔走する

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 将太の生い立ちなども描かれ、どんどん彼を好きになれる、そんな巻でした。

「素材」の扱い
 アンヌに、日本料理は素材がないと成立しない、だから世界に広まらないと指摘された将太。
 でも将太は寿司しか作れませんから、やはり素材を求めます。

 そんな中で、そもそも「魚を美味しく扱おう」という姿勢自体が、フランスでは欠けていると知る。

 売る側も買う側も、「魚なんてどれも同じだ、だから同じ値段」だと。
 だから、良い素材自体が見つかりません。

 とりあえず獲得しましたが、さてこの素材で、一体どうやってアンヌに対抗するのでしょうか?

フランス編の新キャラ、フランス料理の風間くん

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 どっかで見たキャラの「その後」な気がする風間くん、頼れる仲間が増えた!

 料理人として、フランスで学び暮らしている日本人
 かなり活躍しそうですね。

 なお鉄道オタクっぷりを晒してドン引きされた模様。

意味ありげなピアノ学生、「斉藤奈々未」登場

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 また、佐治将太が一目ぼれしつつあるらしい新キャラ、斉藤さんがクローズアップ。
 この人って、妙に美人っぽく扱われている辺り
 何か「落とし穴」があるのか?

 寺田さんの女性キャラは何かしらクセがありますが、その「ひと癖」が見当たらないのが不気味……?

収録

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 冒頭では、元祖将太の親父さんも登場。お元気そうで本当に良かった……

 イブニングコミックス「将太の寿司2 World Stage 3巻」、寺沢大介
 イブニング連載、講談社発行。
 2015年1月(前巻2014年7月)。

 第18話「クレーマー・クレーマー」
 第19話「思い出の白身
 第20話「盲点」

 第21話「握りのライセンス」
 第22話「世界料理」
 第23話「魚はどこにいる?」
 第24話「ブルターニュの車窓から」
 第25話「イスの都」
 第26話「子供の人生」
 第27話「鐘の音」

 元祖将太の父、岩寿司親子、佐治将太と母、ペイユさん親子などなど、親子が語られる巻でしたね。