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Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

新世紀エヴァンゲリオン 貞本漫画版最終巻(14巻)感想。エヴァを下敷きに、掘り下げ、意外なまでに快い最終話。そして

20年続いたという「貞本エヴァ」。その甲斐ある、前向きな最終話

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※画像右下隅クリックで拡大。「手」をキーワードにしたやりとりが印象的でした。

 先日のSHIROBAKOで、エヴァ放送時はまだ2歳だったという台詞があり、ぎょっとしましたが
 その本放送の頃から続いていた、貞本氏による漫画版
 休載を挟みつつ、長い長い連載の末に完結

 もう一度言ってみろ! 前歯全部へし折ってやる!(うろ覚え)

「貞本」エヴァ
 原作アニメをベースにしつつも、シンジ君の性格も物語の細部も異なり、楽しみも大きかった作品
 上の「前歯」も、もう数年前の台詞ですね。

 活力に溢れた貞本版らしさ、原作の面白さを活かした、とても読後感の良い最終巻でした。エヴァなのにね!

ラストも驚きましたが、「オマケ」も驚きの内容!

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 ユイお母さんの大学時代に、どこかアスカに似たキャラが登場……? 

「がんばろう」
 ゼーレによる「人類のリセット」は、彼らの思惑通り、碇シンジの絶望によって為し得るかに思われた。
 人類を一つに溶かし、互いに傷付けあう「従来の世界」は終わる
 それが人類補完計画の結末。

 だがしかし、シンジは絶望の末に、それは死んでいるのと変わらないと結論、人類を復元する。

 彼の決断に従い、世界は全てが無かったかのように
 平和な形で再構成された。

 そうした事情を一切知らない「碇シンジ」は、自分の不満を自分で変えようと、今日も「頑張って」日々を送る。

オマケ「夏色のエデン」

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 誰にでも愛されるような素敵な女性だったという碇ユイ、彼女の日常を描くと共に―――
 オチは、彼女の「友達」が、真希波マリだったという衝撃のオチ。

 新劇場版シリーズのオリジナルキャラですが、一体どういうことなの!? 

 なんとなく踏ん切りつかなくて見てないんですが
 そうした読者にも、「どういう事? 劇場版みてみようかな?」と思わせる意外なオチだった!

世界を元に戻すという事は、「他人という恐怖」がまた、始まるという事

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 エヴァのラストでは、人々が次々と溶かされ、溶け合って情報の渦になる衝撃的な展開がありましたが
 その「復元」に際し、散々っぱら振り回されて絶望したシンジが
 今度は自分から確かめに行く。

 世界を戻した理由が明確で、彼にしては無謀なくらい前向きで、それが気持ちよい最終話でした!

こういう時の顔、この顔で、あってる……?

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 綾波の代名詞、ごめんなさい。こういうときどんな顔すればいいかわからないの。を踏んだラスト
 世界の復元に際し、別離を迎える二人に
 この台詞はズルかった…。

 まあ、旧劇場版だと「その後」がとんでもなかったんですけどね!

 この後は、ホントにこれエヴァ!?ってくらい奇麗だった! そのギャップも相まってスゴかった!

僕の未来は、無限に広がっている

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 全ての記憶を失った「その後の世界」を歩んでいく、二週目エンド。

 高校受験のシーンで決着。
 それもまた、「中学生」という設定が印象的だった本作らしい、新しい世界に向かう結末。

 友達ができ、ありがとう、がんばろうといった言葉が自然に言えるようになったシンジ。その未来に幸あれ。

ラストの展開は、もう完全に別物だった「貞本エヴァ

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 あくまで「貞本版」ですけれども、ゲンドウ達の意識も掘り下げられてましたね。

 この子を産む為に出会った
 という、純粋な「母」としての愛情深さが印象的だったユイ。

 彼女の言葉で、シンジが生まれたときを思い出すゲンドウの戸惑いも、すごく素敵でした。

収録

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 あとアスカの補完は加持さんなのね。いいですけどね! 貞本エヴァーですからねッ!!

 角川コミックスエース「新世紀エヴァンゲリオン 14巻(完)」。貞本義行(原作:カラー)。
 月刊ヤングエース連載、株式会社KADOKAWA発行。
 2014年11月発売(前巻2012年11月)

 STAGE91「光還る処へ」
 STAGE92「バースデイ」
 STAGE93「生命の海」
 STAGE94「掌」

 STAGE95「ありがとう∞さよなら」
 LAST STAGE「旅立ち」
 EXTRA STAGE「夏色のエデン」

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