GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

棺姫のチャイカ AB 最終話「機杖担う少女」感想、チャイカの変化、分割2期に渡った“戦後”の冒険譚、完結!

森を見て木を見ず、何でも知ってる皇帝さんは、人の心だけは解りませんでした。

イメージ 18

イメージ 30

 強大すぎた皇帝との決着はあまりに呆気ないもので、本当に、あの人はただの「子供」だったのかな、と。
 500年も人間観察してきたけれど、たった1年のチャイカ程も他人の心を動かせず
 人は理解できても、何故そう思うのか理解できない

 誰も聞いちゃいねえよ…、500年も生きててそんなもんか…! もうイッペン生まれ直せ、このクソガキが!!

「ありがとう」
 ラストも、本当にさりげない一言で「チャイカ、変わったなぁ」って思えた演出が憎い。
 だって、今までとおりなら「感謝!」だったと思うんです
 だから、良くも悪くも変わったんだ、って

 詰め込み感が無かったとは言いませんけど、本当に良い最終回だった!

参謀『各国がハルトゲンから攻撃を受けています!』

イメージ 2

 まさか、お父様が個人レベルで砲撃しまくってるとは思うめぇ!

■人間 
 魔法的な「生まれ変わり」を繰り返し、500余年に渡って人類を見守り、魔法文明を推し進めてきたガズ皇帝。
 彼は、人間は、本質的に戦を好んでいると結論し
 戦争を起こし続けると宣言した。

 だが、人類全体を考えているという言葉と裏腹に、彼は「チャイカ」を踏みにじった

 彼が「人間の感情」を知らないとトールは反発
 やがて、人の心を知らない皇帝はニーヴァ・ラーダに裏切られ、自ら生み出したチャイカによって消滅した。

 本当の意味で戦乱が終わった世で、戦いを捨てたトールはチャイカやアカリ達と共に生きてゆく。

チャイカ『レイラの言葉、真実……、私、道具、もはや生きる意味、なし…』

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 トール、怒りの契約更新。

涙と決意と契約と
 皇帝自身に、チャイカ「もしかしたら、本当に娘かもしれない」という淡い、最後の希望をも砕かれる。
 サバターとして、彼女を守ってきたはずのトールもまた
 自分の無力さを思い知った。

 アカリ…、俺は今ここでサバターである事を捨てる。お前とはもう兄でも妹でもない……!

 挫折したとき、もっと別の賢い手があったのではないかと思うもの
 トール、怒りのサバター否定!

 戦後、食い詰めてすら貫いてきたサバターの生き方を、トール君は今度こそ捨てる! 

アカリ『兄様、いくな』

トール『―――俺は、ガズを倒す』

イメージ 6

 自分の制止も聞かず、自分との縁を断ち切って去ってしまったトールに、アカリ、無言の転進。
 それでも逃げず、その場に残って、黒チャイカ討伐に参加するって
 アカリも健気なのか彼女なりの八つ当たりなのか。

 黒チャイカは、ある意味、この旅をブチ壊した張本人ですから、一発食らわしにいったんでしょうか?

フョードル将軍『ガズ復活!? ……いや、直ちに帰還する』

『我が軍だけでは太刀打ちできない、ガズの思う壺だ』

イメージ 7

 実際問題、完全に無理ゲー状態である。

「真意」と将軍
 実は、ハルトゲン公王の揃えつつあった軍備すら、実は稚拙なものだったと判明。
 皇帝がいなければ、戦乱復活など夢物語だったのだ
 死んでまでディスられる英雄!

 これが、想念吸収装置「ギィ」なのか?

 放置すれば皇帝はなお強力になる
 が、航天要塞も一撃破壊、散発的に攻撃しても到底倒せるはずもなく、連合軍も難しいところ。

ダヴィード『兄ちゃんはどこ行った?』

アカリ『ガズを倒しに行った!』

イメージ 8

イメージ 9

 アカリさん勇ましすぎィ!

それぞれの戦い
 フレドリカと契約し「竜騎士」となったトールは、チャイカを安全な場所に残し城へ赴く。
 残されたアカリは、遺体を奪われ怒り心頭の紅チャイカに協力
 先陣に立ち、黒チャイカへと挑む。

 我は鋼也、鋼故に怯まず、鋼故に惑わず、一度敵に逢うては一切合切の躊躇無く、これを討ち滅ぼす凶器也

 鉄血転化!
 アキュラ兄妹の得意にして、最後の発動!

 死地に赴くトール、無益でもせめて外壁を撃ち続けるチャイカ、先陣に立つアカリ! 戦い、最後!

シン・アキュラ『ようやく俺の言葉の意味を理解したのか?』

トール『関係ねぇ、自分の意思だ』

イメージ 1

イメージ 10

イメージ 11

 いや、「自分の意思で動くほうが、サバターよりも向いてるよ」って、兄ちゃん言いたかったんじゃないかな。

■アキュラの決着
 いよいよ、打突にしか使ってなかった武器の刃を展開し、本気で殺しにきたシン・アキュラ。
 シンはトールを認め、本気で戦ってくれた!

 そうだ、トール。お前はサバターには向いていない。お前は、それで良い――――

 お兄ちゃんも、戦後、死に場所を求めていたんでしょうか。
 竜騎士の並外れた回復力と魔法剣
 卑怯とも思える決着。

 でも、こういう身も蓋もなさ、トールらしい決着だったのかもしれません。ていうかそれ致命傷だったのか……。

チャイカ・ガズ『忘れないで……、私は目的を果たした』

チャイカ・ボフダーン『故に何!』

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

 こっちもこっちで身も蓋もねえ! 紅子さん容赦ねえ!!

故に何
 一方、今まで遺体目当てに公国を訪れた、無数の「チャイカを従えたチャイカ・ガズとの激闘は
 人間離れしたチャイカを、鉄血転化で人間やめたアカリが吹っ飛ばし
 紅チャイカの一発で蹴りがついた。

 あれほど父上父上と言ってた紅子、怒りの「故に何」!!

 予告でも映ってたカットですが、黒子をへし折るシーンだったのか……、紅さん容赦ない。
 無数のチャイカも、実にキモかった!

 人間やめてる感じがバリバリで、実にキモかった!(褒め言葉)

皇帝『余は、500年の歳月を魔法により身体を取り替えることで生き続けてきた』

『そこで得た結論がある……、人間は戦を求めてやまないものだ』

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

 ガズ皇帝、トールを気に入り調教攻撃! 遺体のときも「意識」があったのか!?

森を見て木を見ず
 皇帝は、誰よりも長く生きて、多分、誰よりも「人間とはどういう生き物か」を理解していた。
 だが「人間」を知っても、彼は「個人」を知らなかった。

 誰も聞いちゃいねえよ…、500年も生きててそんなもんか…! もうイッペン生まれ直せ、このクソガキが!!

 皇帝が道具扱いしたチャイカが、どれだけ生き生きとしていたか、その彼女をコイツは踏みにじったのだ
 皇帝は、人間を理解し、人間の為に戦争を起こし続けようといったが
 他人の事を理解しようとしていない。

 皇帝は、強い殺意、強い感情を持つトールに興味を持ち、従えと諭し続けるが、トールは頑なに拒絶する。

トール『もうイッペン生まれ直せ、このクソガキが!』

イメージ 18

 人間を理解して無いくせに、「自分は、人間の為に戦争を起こし続ける」と理想を掲げる皇帝。
 その姿を、トールは「人生やりなおせクソガキ」と一蹴する!

 というか、ホントに生まれなおしたらどうしましょう!?
※アニメ三期フラグ。

 いや無いでしょうけれども。でしょうけれども。

皇帝『我が杖よ……、消し去れ』

ニーヴァ『“消去目標”、定めます。目標は―――、標的固定を拒否』

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

 人徳の差だったのだ………。

「私、人格あり」
 トールが皇帝に従わなかったように、チャイカを消し去れと命じられたニーヴァも皇帝を拒絶。
 チャイカに寝返り、彼女自身の了承の下、チャイカの記憶を吸い上げ
 魔法思念料として使用する。

 うぃ、私、父上弔う。―――現れよ、圧し倒すもの、ザ・メラレヤス!!

 ザ・メラレヤス!
 いつも以上にざらつく気合の入った声で、最後の魔法が放たれ、皇帝を光の渦に飲み込んでしまった。

 強大な力を誇るも、皇帝自身には予想外の事態の前に、あまりに呆気ない結末――――。

トール『チャイカ……、俺を独りにしないでくれ……!』

イメージ 22

 激しい絶叫と共に、元々乏しい記憶をどれだけ「燃料」にしてしまったのか、チャイカは昏倒。
 皇帝に殺される寸前、彼女に助けられたトール、絶叫……。

 でもトール君、アカリいるよ! すぐ後ろにはフレドリカもいるよ!!
 どうかと思うよ!

 ツッコムべきところじゃないけど、ツッコまずはいられないよ!!

ジレット“機関長”『―――問題は、終決したと判断致しました』

イメージ 23

イメージ 24

 コンラート「元」機関長が杖をついてるところをみると、あれから結構経ったのでしょうか?

終わりと始まり
 その後、機関長に昇進したジレットにより、今回の件の事後調査と報告が為された。
 戦争は本当の意味で終わり、もっと難しい「平和」が始まる。

 なぁに、この程度、ほんのかすり傷だよ。私にとってはね?

 私にとってはね
 多分、切り落としたヴィヴィがめちゃくちゃ泣いたんだろうなぁ、と思われるワンシーン。

 当初から厳しい顔が多かったヴィヴィさん、末永く爆発してください。

ボフダーン『……腹立つ! 扉っ! いつ直すっ!!』

アカリ『兄様が直すまでだ。私は直さん』

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

 実はずっと曇っていたエンディングのワンシーンが、最後の最後でクリアに。なるほど

「ありがとう」
 見違えた格好になった紅子とアカリ、二人の格好自体が「平和になった」証なのでしょう。
 1期1話では、働かないトールを養っていたアカリでしたが
 今は小説家として「養われている」模様。

 人里を離れた海の見える丘で、チャイカのリハビリをしながら平和に過ごす三人とフレドリカ

 戦闘技術を教え込まれ、終戦によって、生きる術を失ってしまった兄妹と
 戦争で討たれた魔王を弔う、一人の娘の冒険譚。

 棺担ぐ少女の物語、これにて閉幕―――。

なお個人的には、紅子のキックに思い切り笑わされた模様

イメージ 25

イメージ 26

 見舞いというからには、三人とは別に暮らしているらしい紅子。力強い&可愛すぎィ!!

いい最終回だった
 以前、「自分の記憶も燃料に出来る」と語られて以来、おそらく多くが予想していたであろう結末。
 きれいに前振りを使い、きれいに終わった平穏な決着。
 楽しかった!

 一方、最後に煙を吐き、ガンドから戻らなくなり、封印処置になっちゃったニーヴァ不憫!

 物語の展開の早さとか、彼女の結末だけは気になりましたけれども
 幸福で、いきいきとした終幕を見ていると
 これで良いと思えました。

 スタッフのみなさま、分割2クールに渡り本当にお疲れ様でした。