GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

白銀の意思 アルジェヴォルン 第12話「ナンジョウ・レイカ」感想

イカの理想、サモンジの悔恨。その気持ちはトキムネへ伝わったのか?

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 前回、敢えて「殴らせた」のは、それを口実にして「アルジェヴォルオンから降ろさせる」為。
 親心にも懺悔にも似た、隊長の不器用な思いやり。
 トキムネは何を思ったのでしょうか。

 ―――ここは、“敬礼すべき場”だと考えますっ!

■理想主義者
 自分の理想を実現する為に、敢えて実験台になって死んでいったレイカ
 止められたなかったサモンジ隊長。
 全てを聞いたトキムネ。

 色々な伏線を回収。しかしイカの姿は、今後のトキムネを示唆しているようにも感じますが……?

マエダ『この基地で行われている研究は、極秘中の極秘である―――』

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 そんな機体がひょっこり顔を出すファンサービス。

■止められなかった男
 スズシロ副長は、姉であるレイカの死の真相を、トキムネにゆっくりと語り聞かせる。
 それは理想に燃える少女と、彼女を止められなかった男の物語。
 八年前の悲劇。

 イカは確かに「モルモット」だったが、それは彼女自身が望んだことだったのだ。

 アルジェがその「成果」だと知っていたサモンジは
 敢えてトキムネに自分を殴らせ、それを「口実」に機体から降りるよう命じる。

 次回、第13話「青と藍」

イカ『―――いじわるな人ですね!』

クァジモド『……ヤバい、隊長困ってる。あんな隊長久しぶり……』

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 ベルハルスの元軍人さん、思った以上に「部下」だった!

■八年前の変人
 営倉送りになったトキムネに、スズシロ副隊長は、八年前の真相を語ってくれた。
 現在の「陸繋島」こと、アルジェポイントで起きた悲劇。

 新型「システム」の実験体だった姉と、サモンジ隊の出会い。

 才能だけで選ばれ、軍人らしさが欠片もない「レイカに、サモンジは出会って早々振り回される。

イカ『私、偉くなって作りたいんです。“誰も死なない軍隊”!』

『現状を変える為には「理想」も必要なのではありませんか?』

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 何言ってんだ? と思いきや、実は……。というのが今回の話。

■八年前の理想主義者
 戦時中、突拍子もない理想を語りだすレイカ
 サモンジは、軍人とは「死ぬ覚悟を持つ者」であるのだから、その理想は噛みあわないと反論。

 さすがトキムネの姉だけあって、ブッ飛んだ人です。
 姉弟って思考パターンまで似るのか……?

イカ『どうせなら、将官より上に行きたいかなぁ~』

スズシロ『それって元帥じゃ……』

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 余談ですが、「自分の理想の為に軍隊を変えたい」と考えるレイカ
 一番エライ人になりたいと夢想。

 元帥

 後にサモンジ隊長のアダ名になった「元帥」は、これに起因しているのでしょうね。

無人機は、パイロットの脳機能を介して経験を共有しているんだ』

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 当時の「アルジェ」は、人間の脳を部品に、自律型の無人機を一括制御するシステム。
 独自に思考する無数の無人機を、人間を介して「共有」させ
 一つの部隊とする。

 複数の無人機から流れてくる戦闘データを、人間の脳でまとめ、一つの意思の元で一括管理。

 当然、肉体的な負担は大きく
 また「気持ちが高ぶる」とレイカは表現していた。

イカ『私を見ていてもらえませんか? 私が「変わってしまわない」ように』

サモンジ『―――テストパイロットの警護は、我々の最重要任務です』

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 無数の戦闘データが流れ込んでくる事は、人間側の人格にも影響を及ぼしかねない。
 それを察知したレイカは、自分を見ていて欲しいと頼む。

 私がどんな状態でも、サモンジさんは同じ眼差しで見ていてくれそうな―――

 事実、暴れだした自分を平然と受け止めた彼に
 レイカは頼み込んだ。

サモンジ『だからあなたは、理想を追い求めればいい。貴方のやりたいように』

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 対し、レイカ自分の理想に「対価」を、身体を張っていると知ったサモンジも
 彼女の頼みを快諾する。

 隊長、男前。

現代スズシロ『あの頃の隊長は、一番おだやかな顔をしていた気がするわ――』

『あのままナンジョウさんが傍にいてくれれば、変わっていたでしょうね』

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 トキムネの独房に向かい、語りまくるスズシロ副隊長。愛。

■間隙
 こうして八年前の冬に出会い、やがて春を迎えた。
 実験は順調に進み、談笑する仲間達。

 子供が出来ました~♪

 にしても、レイカさんが天然すぎる。クァジモドさんが残念キャラすぎる。

イカ『―――ここは、“敬礼すべき場”だと考えますっ!』

『じゃあ、行ってきますっ!』

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 そして彼女は帰らなかった―――。

■敬礼すべき場
 冬場、三機操るだけで一杯一杯だったレイカだが、夏を迎える頃には「予定」通り、八機に増加。
 計画達成という事で、高官を集めた公開実験にこぎつける。

 見守っていて? いつもみたいに―――。そしたら私、変わらずにいられるから。

 だが当然、レイカは限界だった。
 それでも身を震わせ、サモンジの優しさを「軍人」として振り切り、自分の理想へ立ち向かった。

サモンジ『俺たちの手で、レイカを止めるんだ!』

高官『おい警備! 本部を移す! 我々を適切な場所へ警護しろ!』

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 軍人とは「死ぬ覚悟を持つ者」。サモンジの理想を、高官たちは知らずに踏みにじる。

■サモンジの悔恨
 結局、八機同時制御は失敗に終わり、無人クリーガーは暴走を起こした。
 本部はレイカの殺害を命じ、激昂したサモンジは反発。
 出世も断たれた。

 もし、レイカをちゃんと止める事が出来ていたなら?

 スズシロから真相を聞き
 トキムネは、誰も責められず慟哭を繰り返した。

 この事件の一番の原因は、得た力を自分の理想の為に使おうとした、レイカ自身にあるのだから。 

そしてジェイミー、またも立ち聞き。

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 ただ、試作機=アルジェヴォルンの原型だとは、現時点のジェイミーには解ってないと思います。
 機体特性からして全く違うし。

 ただトキムネがアルジェに乗り込んだ一番の原因は、ご存知の通りジェイミーにあります

 これが今後、彼女にのしかかってくるのかもしれませんね。

『だから殴らせることで遠ざけようとしたのか? トキムネをアルジェヴォルンから』

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 ただ、次回予告で「アルジェが動いている」って事は………?

■不器用な優しさ
 全ての事情を察した親友、イズミ大佐は自分の権限で「新型トレイルクリーガー」を回してくれた。
 つまり隊長は、自分を殴らせることで「試作機に乗る資格なし」
 トキムネを降ろさせるつもりなのだ。

 あくまで口実!

 ただ、当然「下衆な上官」と「会社」が乗せろと迫ってくるはず。
 トキムネ自身、降りたがらないでしょう。

 トキムネは、姉レイカがそうだったように自分の意志で最悪の選択をするのではないでしょうか?

サモンジ『お前達、何をしている……? 待て、やめろ、やめろぉぉぉぉぉッ!』

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 私がどんな状態でも、サモンジさんは同じ眼差しで見ていてくれそうな―――

■慟哭
 基地司令をブン殴って「制止」に動いたサモンジ隊だったが、たった八機の無人機に圧倒され
 その彼らの眼前で、無人機は司令機を撃ち抜いた。

 止めなさい、私が、私でいるうちに! 早くッ!

 暴走していたのはレイカ自身。
 だがスズシロの声で、ギリギリで「自分を撃て」と子供らに命令し――――。

 雨が降りしきる中、何も出来なかったサモンジの胸の中で、レイカは何事か言い残し、この世を去る。

サモンジ『―――俺には、何が出来る。レイカ………』

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 たぶん隊長は「持ち主」である将軍に返そう、って腹なのでしょうけれど……?

■アルジェの試作機
 計画は失敗し、軍は実験から手を引いた。
 が、その成果は「八機で基地を制圧する」など目覚しいものだった。

 おそらく、その成果に目をつけた「将軍」が、第三国に完成させたのが現在のアルジェ。

 人間に処理の一部を任せる事で、性能を向上させる。
 そのコンセプトのみ残し、単騎の性能アップを追及した機体ってところなのでしょうか?

次回、新キャラクターと新型機が第八部隊に参戦する!

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 開発の痕跡が無かったのは、当時とコンセプトが違う事と「国外開発」である為か。

■量産型アルジェ?
 えらくなって軍を変えたいという理想から、「元帥」というアダ名だったトキムネの姉。
 部下を守る方針も、彼女から受け継いだものなのでしょう。

 サモンジ隊長の男ぶりが増す一方
 二人の対立も迫る!

 たぶんトキムネの直線バカが悪い方向へ向かうのでしょうが、どうかハッピーエンドでありますように……。

 予告では「新型」も映っていましたが
 アルジェと同じように動ける、量産型アルジェっぽいのが気になる!!

 というかアルジェよりカッコイイ気がするぞ!
 楽しみ!

 次回、第13話「青と藍」