GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 第10話「嵐になるまで -Before the War-」感想

義理堅い男、少年に託す。ライエの慟哭、姫の懺悔、「敵」が印象的な第10話

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 汗だくになりながら人工呼吸し続けた伊奈帆、敵になると知って「タルシス」を託すザーツバルム
 ライエの慟哭、姫さまの懸命さ、非合理な行動が良い意味で印象的
 そんな話だった気がします。

 少なくとも僕たちは「敵」じゃないはずだ。「味方」になるかは、君次第だけど―――。

■敵じゃない
 スレインを「敵」と評した一件と合わせ、印象的な一言。
 伊奈帆とスレインの再会がますます楽しみ!

 そのスレインも「タルシス」を与えられ、次回は波乱の予感ですな。

エデル『姫様が起動したのです、姫様が生きている限り、他人が止める事など!』

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 起動者の生死というか、心拍と連動している模様。

■復讐者の戦争
 伊奈帆は、仮死状態となったアセイラム姫をなんとか蘇生させ
 自害しようとしたライエを救った。 

 息を吹き返したデューカリオンは、無事ロシアの連合本部に到着するが
 そこで行われた「アセイラム姫生存」の休戦声明は
 ザーツバルムが握りつぶす。

 自分が守る領民の為に地球を奪い、亡き婚約者の為に、皇帝の血族に復讐を果たす。

 姫の位置を特定したザーツバルムは「揚陸城」を降下
 彼の戦争が始まろうとしていた。

 次回、第11話。

マグバレッジ『学生は真面目に習いません。人工呼吸を冷やかすだけ』

伊奈帆『生命がかかっています』

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 蘇生処置は現代でも教えているはずですが、この世界観だと本当に「必修」ですよね。

■蘇生
 姫の死に気付いた伊奈帆は
 手際よく電気ショック、心臓マッサージ、そして人工呼吸を施す。

 手際良く、けれど一切の余裕の無い表情で汗を流し、必死に彼女を蘇生させようとする伊奈帆

 それは「デューカリオンが必要だから」なのか
 ただただ、姫自身の為なのか。

 いずれにせよ、伊奈帆の懸命な処置によって、アセイラム姫は息を吹き返す。良かった……。

ライエ『あなたが来たから!』『どうして!?』

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 居場所が出来た姫さま、vs、行き場所が無いライエ。

■身勝手vs身勝手
 姫様が息を吹き返したことで、追い詰められたライエは、再び突発的な行動に出る。
 艦長を人質にとり、逃げ場なんて無い状況で
 ただただ、自分勝手に叫ぶライエ。

 だが、そもそも「自分勝手」で事を起こしてしまったのは、アセイラム姫自身なのだ。

 だから姫さまは悔いる。
 ライエが正体を明かした事は、姫さまに、自分の愚かさを浮き彫りにさせる結果になった。

ライエ『もう、止めてよ………、何やってんだろ、あたし』

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 自分が殺されるほど憎まれていると、不幸を撒き散らしたのだと自覚してしまったアセイラムの姿に
 殺そうとしている相手へ、なお身を差し出してくる姫の姿に
 ライエは逆に冷静になってしまう。

 自分の行動は、全く合理的ではない、意味が無い、自分勝手。
 何やってんだろとしか言いようが無い。

 でも姫と違い、本当にライエには行き場が無いのです、暴発してしまうのも仕方ないのかもしれません。

ライエ『――――何をするの!』

伊奈帆『暴発させずに止めるには、こうするのが良いと思った』

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 そのライエを止めたのは、やはり伊奈帆。

 でも伊奈帆さん、何するの!ってそういう意味で言ってないから!
 ソレ「何で止めるのよ!」って意味だから!
 なにそれマジボケ!?

 オートマ拳銃を暴発させず止める方法を解説って、ライエさんはそんな事は聞いてないから!

鞠戸『――――味方に撃たれるって、どんな気分なんだろうな、ヒュームレイ』

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 ちゃっかり締めをもっていく鞠戸大尉。

どうでもいい
 伊奈帆がライエを生かした理由は、何より「敵じゃない」という事。

 自分の出身
 自分の所在にこだわるライエに向かって
 地球人だろうと火星人だろうと、正直どうでも良いと伊奈帆は言い切る。

 少なくとも僕たちは「敵」じゃないはずだ。「味方」になるかは、君次第だけど―――。

 出身や所属なんてどうでも良い。
 火星人同士だけど、姫様もライエも火星人に狙われているし、そして鞠戸もヒュームレイを撃った。

余談。銃口の向かう先

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 伊奈帆は、ライエを生かした理由を「僕らの敵を憎んでいる」「敵に狙われている」
 そして何より「一緒に戦ってきた」からだと告げた。

 けれど伊奈帆は、以前、一緒に火星と戦った「コウモリ=スレイン」を敵だと言い切った

 ここ私の考えは
 第7話の感想と、そして雑記で書いた通りですが
 この話題、多分、オープニング最後の「銃を撃つ姫様」とも、関わるテーマになるのではないでしょうか?

そして、何よりも余談ですが!

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 ライエ&姫さま、バスタオルが鉄壁過ぎィ!
 はだけても困りますけど!

 そうか! デューカリオンの重力制御機能の応用ですね! わかります!(嘘)

ザーツバルム『船を見たな? それはアルドノアを持つ船か?』

『そのアルドノアを起動したのは、アセイラム姫殿下か―――?』

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 姫さま生存に関わる事は、たとえバレバレでも口を割らない! スレイン君は忠臣の鑑ぞ!

■二人の皇帝
 一方、捕虜となっているスレインへと、ザーツバルムは更に言葉を重ねていた。
 二代目皇帝、アセイラムの「父」こそが元凶。

 あの惑星に住むのは、始めから無理があったのだ――――

 二代目皇帝は「食料問題」を棚上げにし
 アルドノアという超技術、「工業力」を最大限に育て上げて、開戦へと導いた。

 いくら技術があっても「火星自体がダメ」、という問題を棚上げにし、軍事力ばかり拡大したのだ。

アセイラムの父、二代目皇帝「ギルゼリア」

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 ビームとか撃ちそうな名前。

■戦争の火種
 民の不満は「自分達が優勢種」「地球が悪い」というアジテーションで矛先を変え
 軍事偏重と合わせ技で、戦争へと導いた。

 ただ、気になるのは二代目皇帝の去就。

 現在は初代皇帝に戻ってますし、戦争で月と一緒に消滅したのでしょうか?
 また、皇帝がザーツの言葉で「開戦」と言い出したのも
 何となく察せられますね。

 皇帝、どこまで真相に気付いているのでしょう。

ザーツバルム『我は必ず、オルレインの無念を晴らす―――!』

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 cv能登さんだったのか……。

■十五年前
 ザーツ卿は「デューカリオンを操る婚約者」と共に、先遣隊として地球に降下。
 しかしハイパーゲート暴走が起き―――。

 ザーツ卿のディオスクリアも残骸に被弾、地球に取り残されてしまったらしい。

 オルレインの復讐を誓うザーツ。
 気になるのは、この時「ザーツ卿はどうやって火星に帰ったのか」ということ

 正規の組織に捕まったのではなく、スレインの父に個人的に助けられた、という事なのでしょうか?

界塚ユキ『避難民の多くは、ここまでたどり着けなかったそうです』

『ここをやられたら、地球人は絶滅かもしれないですね――――』

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 今はオスプレイとかありますから、こういう「入り口」もいつか実用化されそうな予感。

■the outbreak of war
 なんとかロシア本部まで到達したデューカリオンですが、その状況は予想を下回っていた。
 でも、火星皇女の「宣言」で戦いは避けられるはず
 そう信じ、アセイラムは宣言する。

 良い人ですね。―――これからも友達でいてくれますか?

 一方、去りゆくアセイラムに、当然だと思ってやった事を感謝され
 良い人だと評され、伊奈帆は戸惑う。

 だが、アセイラムの言葉はザーツバルムによって妨害されていた。

『月面は我が同志の管理下にある、姫殿下の声明は、誰にも届くことは無い』

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 姫さまの宣告に、ザーツ卿が哀しそうなのが本当に印象的。悪い人じゃないんですよね……。

■そして嵐が来る
 アセイラムの声明を独占し、逆に、彼女の居場所を特定したと総攻撃を発令するザーツバルム。
 しかし、地球連合本部への攻撃に「ただでは済まない」と言いつつ
 彼は貴重な「タルシス」をスレインに委ねた。

 父君への義理は果たした。好きにせよ

 スレインが姫を助けたい以上、タルシスが自分の敵になるのは想定の範囲内のはずです。
 それでも託したのは、スレインに「好いた女を守ってみろ」
 そう言っているように見えてしまいます。

 良くも悪くも、ザーツ卿ってすごく真っ直ぐな人なのでは無いでしょうか。

『クルーテオ城から持ち帰った。あやつには過ぎた機体だ』

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 にしても、死してなお盟友にディスられ続けるクルーテオさん。そんな彼が大好きです。

■キャリア大活躍!
 気になるのはアルドノアドライブが起動していないという事。
 姫と合流後、起動してもらうのでしょうか?

 ただ「スレインが起動できる」可能性も?

 王族との契約が、彼らのDNAを取り入れる事だと仮定、スレインは姫様とキスした事があります。
 今回の人工呼吸もその伏線の可能性が……?

普通は「臣下の契約として手にキスをさせている」って感じじゃないかなーって。想像ですが。

カーム君『KG-7がゴロゴロしてるのに、KG-6使わなくても良いんじゃね?』

伊奈帆『慣れてるから。―――装甲が厚くても役に立たないし』

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 順番は前後しますが、伊奈帆の練習機スレイプニールは「外骨格(パワーアシスト)」を装備する模様?

 乗り続ける理由は上の通り。
 基本性能は同等、パワーは軍用が上ですが、装甲が重い分、トータルで俊敏さが劣るみたいですしね。
※第6話での伊奈帆の台詞より。

 ユキ姉がつけてる「腕」のロボット版を付けて、パワーアップさせる方向性の模様。

媛さま生きてた! しかし、彼女の言葉が再び状況を悪化させる……!?

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 単なるビックリ展開ではなく、今後への伏線なんじゃないかなーと思ったり思わなかったり。

■戦前
 アセイラム姫死亡という強烈なシナリオは、ライエと姫さまの「身勝手さ」を掘り下げる展開に。
 或いは「姫とのキス」で、伊奈帆がアルドノアを使えるようになったのかも?
 騎士との契約、ってまだ内容不明ですから。

 スレインと伊奈帆、二人が姫とキスしたことになった
 これがひっかかるんですよ。

 また、一部で「ボケ皇帝を騙している奸臣」なんて言われていたザーツ卿も、損得抜きの男らしさ!
 そしてザーツと二代目が掘り下げられるのを見ていると
 皇帝にも考えがあるのでしょうか?

 次回、第11話。