GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 第9話「追憶装置 -Darkness Visible-」感想

首謀者の静かな怒り。ライエ呆然、視聴者呆然、生死不明、収拾不能の第9話!

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 開始五分、終了間際五分、どっちも急展開過ぎて頭を抱える第9話。
 いや、でもオープニングカットは回収してないし……
 でも「艦が止まった」という事は!?

 貧しく卑しい国が、長き歴史ある国を蔑む。なんと愚かしいことだ――――。“王族が戦を選んだ”のだ!

■罪なき姫、王族の罪
 ザーツバルム卿の種明かしは、彼が「両方の惑星を知っている」事に起因する。
 火星人らが、王族のツケを払わされていると知り
 ゆえに行ったのだ、と。

 我が婚約者オルレインは命を落とした!

 同じく、怒りを「王族」に転嫁させたライエの凶行、王族の罪、なんとも救われないお話。

『――そして我こそが、アセイラム姫暗殺を企てた、反逆者である』

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 開始五分でバラしおったァ!?

■真相と凶行
 スレインが殺されると焦ったザーツバルムは、クルーテオを殺害してまで助け出し、正体を明かした。
 かつて地球に囚われた火星騎士、地球と火星を客観視できる知識を持ち
 その上で、騎士として火星の民を救うと宣言する。

 火星を救うという大義と、婚約者を失わせた、王族への復讐心を秘める騎士ザーツバルム。

 一方、地球軍と同行するライエは、自分と同じ「火星に裏切られた火星人」のくせに
 自分と違うスタンスを取る姫に殺意を抱き
 彼女を手にかけてしまう。

 次回、第10話。

ザーツバルム『我には、そなたの父に恩義がある。ゆえに報いる義務がある』

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 今週のスレイン君は、主に精神攻撃を受ける流れでお送りします。

■反逆者、名乗る
 命懸けで姫を守るとしたスレインを、強引に救ってしまったザーツ卿。
 もう戻れない者同士、真相を打ち明ける。

 ザーツ卿は、十五年前の戦争で地球に降下した騎士。

 地球に囚われたザーツ。
 そのとき、彼を救ってくれたのが「スレインの父」だったのです。

 鞠戸大尉のトラウマとなった「旧デューカリオン」、アレに乗っていたのが彼だったのでしょうか?

カーム『伊奈帆も酷ぇよなぁ、姫の正体知ってたのに、黙っててやがったんだぜ』

マリ姉『せめて姉には話して欲しかったなぁ、好きな子できたんなら』

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 ビビるインコちゃん可愛すぎる。

家族だから解る(力説)
 結局、危惧していたような暴動もなく、アセイラム姫は避難民たちにも受け入れられた。
 最悪のケースも起こらず、みんなちゃんと受け入れてくれた。

 そんな姫の好奇心を満たし、いちいち解説に回る伊奈帆

 彼の様子に、アレは「入れ込んでいる」と分析する姉。
 ビビるインコちゃん。
 カーム君当惑。

 果たして、お姉ちゃんのテキトーっぽい「家族の視点」は正しいのか! 頑張れインコちゃん!

艦長『不見咲くん、キミがモテない理由を教えましょうか?』

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 まーた始まった。

■安全策
 マグバレッジ艦長と副長は、ロシア、地球本部への進路を策定。
 確認済みの揚陸城は26、しかし騎士は37家ある。

 そうやって、安全策ばかり立てているようでは“良い相手”と巡り会えませんよ?

 要は面白みの無い提案という事か?
 まあ代替案を言わなかったので、案としては上々なのでしょうけれども。

 また、無駄のなさ過ぎる行動はそれだけ敵に読まれやすいと考えられますが、果たして?

ユキ姉『うーん、じゃあ、最近戦った相手を入れてみますか……』

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 無感情そうなようで、やっぱり重かったんだな、という一幕。

■浮かび上がるトラウマ
 一方、テキパキとカタクラフト訓練をこなすライエに、ユキ姉は気を利かせた。
 訓練画面に現れたのは、火星の「カタクラフト
 ライエの父を殺したニロケラス!

 ライエは驚きのあまり取り乱し、我を失ってしまう。

 ユキ姉が知る由も無いが
 この時、クッキリと「ライエのトラウマ」が蘇ってしまったのだった。

ライエ『どうして、どうして平気でいられるの、火星人に裏切られたのに―――』

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 衣装交換、それは鉄板過ぎる愛らしさのイベント!

■仲間意識
 自分の境遇を思い起こしたライエは、正体を明かし、受け入れられた姫様を恨む。
 実は、ライエは姫に仲間意識を持っていたのだ。

 仲間だと思ってたのに

 勝手な物言い
 ですが、火星に裏切られたもの同士。
 たとえ姫様が知らなくても、ライエは彼女なりの仲間意識を持っていたのです。

 ずっと苦言を呈してきたライエ、でもアレは、彼女なりの忠告だったのでしょうね。不器用な子だわ。

今週の大尉、そして艦長、明かされた「トラウマ」の真相

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 こりゃ辛すぎるわ……。

■追憶装置
 仮想装置による治療を応用し、大尉の「トラウマの原因」が語られる。
 彼は、かつて戦友を自ら撃ち殺したのだ。

 十五年前の種子島、火星カタクラフトの異常な性能により、部隊が壊滅した。
 その際、親友は車輌に脚をはさまれてしまい
 そのまま火災が起こった。

 生きながら焼かれた親友を、ヒュームレイを楽にしてやる為に、彼を自ら撃ち殺したのだ

十五年前の「デューカリオン」と、戦艦「デューカリオン」の能力

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 そら鞠戸大尉も諦めムードになりますわ。強すぎる。

■重力操作
 どうも重力操作とか、斥力とか、そういうノリの「アルドノア」だったらしい。
 それを応用し、空中戦艦に仕立てたワケか。

 また、当時戦車を主力にしていた地球軍が、同じくカタクラフト軍を編成した事を考えると
 地球の機体は、こいつを研究した成果って気がします。
 以前も書きましたけれど。

 アルドノアなしで合理化した結果、普通の機動兵器になっちゃった、みたいな。

単に、種子島が僻地だから戦車だった、で説明はつきますが。

『どうして正体を明かしたの、どうして平気でいられるの…?』

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 どうして、どうして、どうして、あの人は、どうして私は………!

■出来ない事
 正体を明かすことも出来ず、裏切られて平気でもいられない。
 そんなライエは、姫の姿に悩む。

 姫のケースは、正体を明かさねば皆が死んでいたし、家族を目の前で殺されたわけでもない。

 事情は大きく違う。
 けれど、正体を隠していた火星人、という事では一致している。

 自分の正体を明かせず、誰にも悩みを打ち明けられないまま、打ち明けられない故にどん底に落ちてゆく。

ザーツ『クロレラとオキアミを糧にするヴァースには、想像もつかぬ贅沢……』

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 なぜ、敢えてスレインに理解を促すのか。そこが気になりますね。騙している可能性もありますが……

■ザーツバルムと「義務」
 スレインと一対一の食事を楽しみ、事も無げに「領民の為だ」と言い切るザーツバルム。
 戦争で地球を勝ち取る、それが「民の為」。
 それが、上に立つ者の「義務」

 藻と極小エビ、火星で民が食えるのはそれしかないのだ。

 異星の技術で、居住環境だけは作れた。。
 しかし、「豊かさ」では地球とは比べるべくもないのだ。

 火星騎士が、いつも「劣等種」と地球人を蔑んでいるのも、全てはその為だったのだ、と。

ザーツ『貧しく卑しい国が、長き歴史ある国を蔑む。なんと愚かしいことだ――』

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 ザーツバルムは、スレインの気持ちを誰よりも理解できるのかもしれません。

■「王族」による歪み
 アセイラム姫自身には罪は無いが、政治的な価値があり、彼女の「血統」には罪がある。
 火星王族は、民を統治する為に「優勢種」の意識を植え付けたのだ。

 火星は、地球を敵視し蔑ませる事で、体制への不満を逸らしていたのだ。

 自分達が優れていると教え込み
 地球を敵視させる事で、王族や体制への不満を逸らしてきた。

 その結果、十五年前に大戦が起き、ザーツバルムの婚約者も命を落とした。

 さかのぼれば「殖民計画が悪い」。
 けれど、その為に歪んだ統治手法を持ち込んだ「王族」が許せなかった。

『この戦は我が復讐、この戦は我が天命―――』

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 敢えてどけたのは、自分の血で、「大切な食べ物」を汚さない為か。

■復讐の騎士
 多分、一度地球に囚われ、火星を「外側から」眺めた結果、生まれた思想なのでしょう。
 冷徹で合理主義的、簒奪者かと思いきや
 誰よりも感情的なサーツ卿。

 火星騎士の異常な優等種意識、に回答を与えた第9話。

 ただ、ザーツ卿が感情的すぎるゆえに、
 その復讐心を、誰かに利用されていないか、というのが気になります。

『アルドノアドライブ、出力低下!?』『補助動力に切り替えろ!』

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 濡れたまま歩いてくシーンで、もうヤバい!と視聴者全員が思ったはず! 演出がヤバい!

■Darkness Visible
 王族への復讐に囚われ、戦争に駆り立てられるザーツバルム。
 そして、ライエもまた復讐に囚われる。

 幸せそうなアセイラム姫の姿に、発作的に彼女を絞殺してしまうライエ。

 衝撃展開すぎますが
 アルドノアドライブが停止したという事は……? いや、意識を失っただけかもしれないし!

だがちょっと待って欲しい

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 意識を失っただけで停止すると仮定した場合、騎士は寝ることもままならなくなります。
 前回の冒頭とラストを見比べると、揚陸城もアルドノア動力のはず。
※クルーテオ死亡後、ライトが消えている。

 やっぱり死んでしまったのか!?

 ただ光学迷彩で姫の格好になる」事が出来れば、一旦ごまかせるかもしれませんが……?

ライエ、ザーツ、鞠戸、マグバレッジ、追憶が状況を悪化させる第9話

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 同じ火星人なのに、地球の人にも慕われる姫さま。ライエの心は乱れに乱れて……。

■暗闇を見る
 強烈に「次へ」の興味をかきたてるシナリオ!

 メインキャラだし、オープニングの「発砲」もまだ処理していないと思えば……?
 でも、それこそがミスリードという可能性!
 これは次が気になる!

 正直に言えば、ザーツバルム卿が「婚約者を殺された」くだりは違和感がありましたが
 これって、もしかしてスレイン君とダブらせる為なのか……?

 次回、第10話。