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Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

らーめん才遊記 11巻(完) [漫画 久部緑郎&河合単]

 ドラマ化もした「ラーメン発見伝」芹沢さんが主要キャラ。スピンオフ作品。

    実質、37巻に渡ったロングヒットラーメン漫画、ここに完結。いい最終巻でした!

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※画像右下隅クリックで拡大

 

 自身の将来を賭けた「なでしこらーめん選手権」決勝、なんと汐見ゆとりは敗れ去る……!?
 意外にしてこの漫画らしいスタートから始まり、続く本作最終戦でも
 ラーメンは偽物の料理、という衝撃の発言まで飛び出す!

 

 驚かされつつも納得させられ、ワクワクした最終巻、最高に面白かった!

 

■嫌いでした
 正直に言えばこの漫画、前作「発見伝」からの惰性で買ってました。
 主人公のゆとりも嫌いでした。

 

 でも芹沢氏は好きなキャラでしたし、なんだかんだで毎回のトラブルが気になって買い続けて……
 そうした積み重ねの果て、最終シーズンは本当にワクワクしました!

 

 ゆとりさんてば、主人公でスペックも高いのに何回も負けましたから、先も読めませんでしたしね!
※それも毎回割と納得のできる理由で。

    『(完全にタラレバ論じゃねえか!)』

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 将来を賭けた決勝戦でも敗北し、そして見苦しく開き直る! これでこそゆとり流よ!!

 

■最高のラスト
 なので勝負の行方はわからなかったし、さすがに最後は勝つだろうと思った最終戦に関しても
 ゆとりママの「ラーメンは偽物の料理」論に驚かされ
 納得させられ、すごくワクワクしました。

 

 最終シーズンは、ずっと見ていて飽きなかったのです。

 

 そして最後の最後、前作のあのキャラを、あの台詞がここに繋がるのか!という納得の使い方で締める!
 前作の最後もそうですが、〆が素晴らしかった!

 

 今回でシリーズ完結のようですが、次があればきっとまた読んでしまうでしょう。ありがとうございました。

    あのラーメンの中には過去しかない

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 正直、最後の最後の「365日替わり」は実現不能だと思いますが、良いんですよ漫画なんだから!!

 

■芹沢氏、語る
 なでしこラーメン選手権、ラーメンを「進化させすぎた」ゆとりは敗北を喫する。
 だが彼女は集計ミスをあげつらい、会社に居座ろうとした。

 

 そんなゆとりに、母が「ラーメン勝負で白黒つけよう」と挑戦状をたたき付けた!

 

 母は「ラーメンは偽物から出発した料理」という独自のスタンスから、驚くほどの完成度に仕上げる。
 しかしゆとりの創作ラーメンは、それが過去にばかり目を向けたものだと強調
 見事、勝利を勝ち取る。

 

 芹沢社長に言わせれば「ラーメンとは、偽物から本物を生み出す情熱そのもの」なのだ。

 

 会社に残ったゆとりは、女性店員&創作性を最大限に強調した「麺屋なでしこ」を始動させ
 今日も、進化を続けるラーメン業界に挑み続けるのであった。

    収録

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 発見伝を読んでいないと判らないオチなんですが、本当に素晴らしいラストでした!

 

 ビッグコミックス「らーめん才遊記、11巻(完)」。
 脚本:久部緑郎、作画:河合単、協力;石神秀幸ビッグコミックスペリオール連載、小学館
 2014年3月発売

 

 第九十八杯「初代なでしこラーメン選手権者決定!!」
 第八十九杯「勝ちは勝ち、負けは負け」
 第九十杯「あきれたヤツ」
 第九十一杯「ラーメン母娘喧嘩勃発!?」
 第九十二杯「ワクワク・ラーメン対決開始!!」
 第九十三杯「ラーメンとはなんだ!?」
 第九十四杯「ラーメンは「偽物」!?」
 第九十五杯「未来が溢れた一杯」
 第九十六杯「ラーメンとは……?」
 第九十七杯「本物のラーメン屋」

 

 石神秀幸コラム「ラーメン白書 第11号、これからどうなる? …ラーメンの未来予想図!」