GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

中二病でも恋がしたい!戀 第10話「真夏の夜の…雨と鞭(Gauntlet of rain)」

この世界は(七宮智音に)残酷に出来ている。そんな第Ⅹ話。

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※画像右下隅クリックで拡大。

 いよいよ周囲にモロバレとなり、恋心を断ち切ろうと奮戦する七宮回。
 いつもの昼寝部メンバーの平穏っぷりに対し
 七宮さん奮闘しすぎ。

 冒頭とひっかけ、雨のシーンで締めくくるのは色んな意味で卑怯でしたねー。

■幸せ絶頂
 いつも傍らにいた少年と再会し、相手は色んな意味で変わっていた、そんな七宮。
 なのに無自覚な気安さや優しさは向けられ続けるときたら
 そりゃ鬱々ともしたくなる。

 一方、色んな場面で「勇太と六花はラブラブだ」「ラブラブだねえ(周囲)」と強調する演出を見ると
 勇太達へのほほえましさを感じる一方
 残酷さも感じてしまいます。

 今期も、残るは後二話でしょうか……?

勇太『これで満足か? なんで丹生谷も七宮もそんな事聞きたがるんだか…』

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 天が泣いて海が吼え私が最強だ、とか歌いだしそうだった今週の六花さん。これだから人間は…。

■七宮智音、決壊する
 中一の頃に捨てたと思った勇太への恋心、それが鮮やかに動き出す自分に七宮は戸惑う。
 気持ちはおのずと伝播し、気付いた十花の入れ知恵によって
 丹生谷・凸守・くみんのトリオも動き出す。

 彼女の気持ちを確認し、確認をさせた三人だったが、七宮は「戦争をする」と去っていった。

 七宮は敢えて勇太に相対。
 彼の気持ちを確かめ、彼の気持ちが六花に向いている事を、強く強く向いている事を確かめる。
 それが彼女の戦争、自分自身との戦争だった。

 彼の中に、自分の居場所は無いとハッキリと確認する七宮智音。

 やがて「私は勝った」と笑い倒した七宮だったが
 一転、自分を心配し、戻ってきた勇太の無自覚な優しさを受け、そこで決壊してしまう。

ダークフレイムマスター『雨如きで足止めを食う俺ではない! 行くぞソフィア!』

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 雨に取り残された二人。青春劇の基本にして王道。

■「考えるな」
 夜、七宮智音はふと中一時代を思い出した。
 雨に取り残された時、勇太が自分のマントを脱ぎ捨て、二人でかぶって一緒に走ったときの事を。

 深夜二時のベッドで目を開けた七宮は、ついつい勇太を考えてしまう自分を戒める。
 考えるな、考えるな、と。

 まんじりもせず夜明けを迎えた彼女だったが
 ちょうど、いつもの「夜の探索」に出掛けたきり帰ってこなかった六花を心配する勇太と鉢合わせ
 またも動揺するのだった。

 六花さん、夏休みなのでいつも以上にヒャッハーしている模様。考えるな感じろ!

勇太『お前、寝不足なんだろ。昨日もあんな時間まで何してたんだ?』

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 その光景に、十花さんはラブコメの波動を感じたという―――。

■「おい」
 翌日あるいは当日、プールに行った勇太と六花は、滝行する七宮と偶然遭遇。三人の遭遇率は異常。
 帰り際、その姿を目撃した十花さんに呼び止められるが―――
 その意味は、勇太にはまだ解らなかった。

 勇太と偶然遭遇し、いつものやたら近い距離感と一転、どぎまぎする七宮。

 その姿に十花は一発で恋心を見抜く。
 誰でも解る!

 が、当の勇太が六花しか見えていない事にも気付き、彼女は根回しをしていくのだった。

十花『ああ、一つ頼みがあってな』

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 飛んできた水風船を木刀でまっぷたつにする幼女。有能。

■十花さん、頼む
 その頃、丹生谷森夏は荒ぶっていた。
 一日店番してくれたら、バイト代をあげる―――という言葉に、夏祭り屋台の店番を買って出たのだが
 まだ催し物が始まってない真昼間は、ただただヒマなだけだったのだ。

 働かせてよ! こういう何の達成感もなく時間を食いつぶすのって大嫌いなのっ!!

 物言いがさすが丹生谷。
 折りよく、彼女で遊びに来た凸守がやってきたので水風船合戦を始めるが、そこに十花さんが登場。

 ひと悶着の後、彼女の頼みごとを引き受けることとなる。その真意とは…?

六花『暗炎竜の鍵の在り処について……』

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 七宮のマフラー、中一以前のテレビ番組が元ネタらしい。

■コインの在り処
 その夜、七宮は遊びに来た六花から相談を受ける。
 完全復活に定評のある六花。

 最近の六花の「探索行」は、あの三枚のコインを探しているらしいのだ。

 揃えた時、勇太の暗炎竜が蘇ると信じ
 また「自分で探し出すことが、恋人契約の証」だと信じ、勇太が持つとも知らず六花は探し続ける。

丹生谷『どうやら、十花さんの言う通りみたいね。あの子、富樫くんに―――』

七宮『恋してる!?』

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 モリサマーによる執拗な精神攻撃。中二病中二病を知る。

■七宮智音の恋
 十花の頼み事は七宮智音の恋心。
 彼女に頼まれた三人は、まるで昔の六花を見ているようだと微笑ましく笑い、七宮当人に指摘する。

 自分自身、その心を否定しようとしていた七宮は拒むが、やがて丹生谷に押し負ける。
 押し負けながらも、自分は恋などしない
 変わらないと宣言し続ける――

 でも、そんなに簡単なものじゃないでしょう?

 丹生谷に諭され、七宮は溜息をつき続ける。どうにもならないと解っているから、悩み続けるが―――

樟葉『ホーント、アツアツなんだから♪』

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 そのころ今週の六花さん。漆黒の暁に虚空を切り裂いて世を穿ちそうな格好であった。
 第一期のweb放送三分アニメ的に考えて。

 しかし、悩み続ける七宮を描きつつ
 勇太と六花、二人はアツアツだねと「周囲が言う」のを挟むのは、なんだか残酷に感じます。

ダークフレイムマスター『―――どうすればいい?』

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 更に七宮の回想、中一時代の勇太は「自分の力が失われたら、どうすればいい」と思ったことがあったそうな。
 自分が特別だと信じていた頃、そんな特別さを失うことを恐れていた勇太。
 そんな彼に、七宮は「鼻ポチ」をした。

 魔力を分け与えたんだよ――――

 勇太がいつまでも特別でいられるようにやった、それが鼻ポチの始まりだったそうな。

丹生谷『どういうつもり?』

七宮『戦争しに来た! 私の中の敵と!! ―――戦う事にしたっ!!』

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 今週は精神攻撃回。

■「邪王真眼の事、…好き?」
 夏祭りに現れた七宮智音は、自分自身との戦いを始めた。
 勇太に六花への気持ちを問いただし、それに七宮自身の心が耐えられるか、試そうとしたのだ。

 次々繰り出されるラヴい言葉の嵐にくじけそうになる七宮。

 好きな人が、誰かを好きだと言い続けるのに耳を傾け
 また、「そんな事」を話してくれるということは、彼が自分を意識していない事に他ならない。

 それでも七宮は聞いた。

 いつかのように雨の中で立ち尽くしながら、聞いて聞いて聞き倒し―――

七宮『行ってあげなよ。言ったでしょ、私には結界があるからねっ!!』

勇太『―――しょうがないな』

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 冒頭の回想では七宮に笑いかけながら、そして今度は、ただ前だけを見つめながら。

■変わったもの
 勇太が六花が好きな事も、好きなところも好きな理由も、ちょうど聞き終えたその時。
 六花から、勇太へ救援要請メールが届き
 行ってあげなと七宮は囃す。

 でもその時、勇太が上着を巻き上げた瞬間、七宮は固まってしまった。
 いつかの雨の日のように、上着を巻き上げる勇太。
 まるであの時の焼き直しのようだった。

 でも二人の関係は違うから、勇太は自分ひとりだけ上着にくるまると、七宮を置いて駆け出していった。

 変わってしまった事をまざまざと見せ付けられ、七宮はしゃがみこみ―――、叫んだ!

七宮『―――ニーハッハ! 涙せきとめ成功! 勝利だよ♪』

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 彼の恋を見せ付けられ、泣きそうになっても泣かなかった自分を、七宮は誇った!
 私は勝った! 自分自身との戦争に勝ったんだ!

 雨の中に飛び出し、はしゃぎまわいでいた七宮に、ずいっと傘が差し出された。
 勇太が戻ってきたのだ。

 勇太に傘を差し出され、今度こそ七宮は泣いた。
 呆然とする彼の前でズルイと叫び、くしゃくしゃになって、泣きながら走り去るのだった――――。

■変わらないもの
 ちょうど十花さんが言ったように、いま「勇太は六花しか見えてない」と結論してしまえば
 勇太は、六花の事しか心配してないと思えばスッパリ諦められる。

 なのに、勇太が自分の事も忘れていないと思っちゃったら、未練が残っちゃうじゃないですかー!

 そんな感じだったのでしょうか。
 あの修学旅行の時とか、今も勇太君は七宮さんとコンビネーションばっちりのままですし………。

『六花はさ、俺が自分を信じなくなってからも、信じ続けてくれるんだよ―――』

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 今週のハイライト、勇太が六花を好きな理由は「自分を信じ続けてくれるから」だと告げる一幕。

■鼻ポチの意味
 でも勇太君は忘れているみたいですが、中一の頃、七宮も彼を信じていました。
 彼が特別で居続けられるよう「魔力補充」をしてくれました。

 もし、ずっと隣に居られたら、勇太は自分自身を信じ続けて(中二病)で居続けてくれたのだろうか。

 そしてそんな自分を、勇太はどう思ってくれたろうか―――
 そんな風に思ったのかもしれませんね。
 なーんて。

■次回!
 と言うわけで今期も残すはたった二話(多分)。
 初めてのデートで、このままで良いと結論した勇太たちの前に現れ、結果的に彼らの関係を強固にした七宮。

 中一時代に転校する際、さよならを言うと本当の別れになるから、だから言わなかった。
 それくらい「別れたくなかった」七宮智音の恋
 中二病の恋はこのまま砕けるのか。

 次回、第ⅩⅠ話!
 また本編に先んずる格好で、web配信「lite」も最終話を迎えたようです。七宮も出てるよ!