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Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

岸辺露伴は動かない [荒木飛呂彦]

ジョジョ第4部スピンオフ作品。漫画家、岸部露伴の奇妙な冒険譚

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※画像右下隅クリックで拡大。

 好奇心の強い男、岸部露伴狂言回しにした「奇妙な」物語。
 冒険と言うか、世にも奇妙な物語など、ちょいとしたホラーが好きな方にお勧めの一作。

 少し前に第1、2部がアニメになり、来年は3部のアニメ化が決定している作品「ジョジョ
 その第4部キャラにして、『だが断る』の台詞でやたら有名な漫画家
 岸部露伴先生を狂言回しにしたスピンオフ。

■スピンオフ
 1997年、私がジャンプを買っていた頃に掲載されていた外伝「懺悔室」からスタート。
 以降は全部未読だったので嬉しいコミックス化でした。

 みょうちきりんな薀蓄を語りつつ、え? え? おいおいおいどうすんだよ!?と窮地に陥るも辛くも脱出
 ああ、大変だったなあ、くらいの感想でするりと日常に戻るスタイルが素敵。
 何事もなく戻るのが露伴先生らしい。

 各話、荒木先生が当時を振り返るコメントも完備されているのもクスリときます。

『違法ってことだろう!?』『僕は少年漫画家だ!』『猟師も苦労されている!』

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 トニオさんに密漁に誘われ『そりゃダメだ!』と理由をズラズラズラズラと並べ立て
 そして一言。

■「だから気に入った」
 漫画家、岸辺露伴は動かない
 ただ語るだけ。彼が以前出会った事件を、岸部露伴は何気なく語る―――。

 まあ、中にはリアルタイムで事件に首を突っ込む『富豪村』『密漁海岸』『グッチへ行く』もある。
 つまり収録作中、半分以上はリアルタイム。
 岸部露伴は動いている。

 けれどまあ、そういう人物なのだ。
 サブタイトルなど気にしない、岸部露伴は自由気ままな人物だ。

 漫画を描くのが大々々々好きで、しかも好奇心が強く、『体験はリアリティを作品に生む』が信条。
 今日も露伴は事件に首を突っ込んでゆく。

収録

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 さらりとムチャクチャを言うのが漫画家である(偏見)。

 ジャンプ・コミックス「岸辺露伴は動かない」。作者:荒木飛呂彦ジョジョ第4部スピンオフ。
 集英社発行、2013年11月発売。

 エピソード16『懺悔室』、週刊少年ジャンプ、1997年30号。
 エピソード02『六壁坂』、ジャンプスクウェア、2008年10月号。
 エピソード05『富豪村』、週刊少年ジャンプ、2012年45号。
 エピソード06『密漁海岸』、週刊少年ジャンプ、2013年46号。

 岸部露伴、グッチへ行く。……雑誌SPUR,2011年10月号。

 カバー下イラストあり。