GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

特異過ぎた試作機? イフリート・ナハト [宇宙世紀]

僅か8機のみ試作された『イフリート』の一つ。夜戦特化・白兵戦機

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 漫画版「ガンダム戦機 0081-水天の涙-」の1巻70ページ、下は2巻巻末の設定画。

 原型機「MS-08TX イフリート」はゲームが出展で、MS-07グフと、MS-06ドムの中間とされる機体です。
 この『ナハト』と擦り合わせる形でHGUC化が期待されましたが……。
 期待されましたが………ッ!

■幻すぎる!
 1995年初出のイフリートを元に、2009年版ガンダム戦記(PS3)用に新設定された白兵戦機。
 とにかく設定、特殊機構が気になる機体です。

 ご存知の通り、宇宙世紀では『某粒子により、索敵システムが阻害されます』が
 劇中ではこれまた知っての通り結構機能しています。
 抜け道があるのですよね。

 しかし! この『ナハト』は、それすらごく一定領域ながら無力化してしまうという代物!
 有視界以外では姿を捉えられないのです。

 例によって幻の機体、技術として消えたという事になっていますが
 正直、消え去るには価値が大きすぎるでしょう!?
 いやホントに。

 まあそれはさておき、ちょっと小顔ですが、ガッシリしたシルエットは実に逞しい迸るカッコよさ!
 その後、OVAガンダムUCでも系列機が出ていますし、これは今度こそ……
 と言われつつもキット化しない、焦らせ上手な機体です。
 まったくテクニシャンではございませんか。

 もしキット化されるとすれば、この『カトキ版イフリート』に寄せる格好になるのでしょうね。

ナハト、夜を意味する『夜戦特化、白兵戦機』

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 コミックス版3巻より。その最後もまた、イフリート、悪魔の名に相応しいプレッシャーを放つ。

 MS-08TX/N、大戦末期にマ・クベ大佐の関与を受けて開発された白兵戦用モビルスーツである。
 戦後は連邦軍オデッサ基地にて保管されていたという。

 特殊なジャミング機構を持ち、レーダー・センサー類に全く反応しない。

 モビルスーツ以外では太刀打ちできない機動性を持ちながら
 モビルスーツでは、唯一『目視』でのみ姿を捉えられる、極めて厄介な存在だったという。

■夜の到来
 ただし、本機が接近すると、一定領域の通信機器にノイズがノってしまう為
 出現したことを察する事だけは辛うじて可能であった。

 また通信障害により、敵と味方の通信を混線させてしまうケースもあり
 運用側にとっても厄介な存在ではあったようだ。

 各部の排熱口、推進器も『蓋』で閉じることが可能になっており、熱探知も避けることができるほか
 機体本体も夜戦用のダークパープルで塗装されており
 とにかくその姿をつかみにくい。

 武装も実体装備、しかも「コールド」系の低熱武装を操ることで熱探知センサーを避けるなど
 先進的な技術に加え、様々な工夫を凝らした機体であったと言えるだろう。

■イフリート、という機体
 大戦から2年後、0081年のジオン残党軍蜂起により奪取され、彼らと運命を共にした。
 その後、再建造された記録もなく、幻と消えた試作機の一つである。

 なお「イフリート」タイプは8機生産されたされ、本機を含め4機までが確認されている。
 中には『袖付き』に呼応し、0096年にも稼動していた機体があったという。

 この「確認済み」の4機だけでも、全てが異なる仕様となっているのも興味深い点であり
 ジオン軍内部でいかなる位置付けにあったかを後世に想像させる
 実に面白い機体となっている。