GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

銀の匙 Silver Spoon 第6話「八軒、御影家に行く」

それは『さっきまで生きていた』から。八軒、合掌する。

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 鹿の目が、煌々と月を照り返しているのがちょっと怖い。
※画像右下隅クリックで拡大。

 個人酪農家の現実、無力な自分の現実。夢を追いかける友達にちょっと嫉妬したり色々噛み締めたり。
 そんな八軒が、今度は『解体』に挑む農家実習回その1。

 ………ってやっぱりこのオチは酷いな!

 割とねばっとくる話なのに、視聴後にこみ上げる笑いがいい味わい。
 うーん、御影じいちゃんのあのアバウトさには、もう八軒じゃなくても笑うしかねえべさ! ガハハ!
 たまには手紙を書いてみようヨ!

 そんなこんなで一歩進んだ八軒は、次回、ガチな「職業農場」の凄みを知る。
 次週、第7話「たまこまーけっと」。

 嘘です。今回も次回予告なし。

すっげー鼓動早い…

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 見終えてみると、冒頭に『豚丼』が入ってるのがなお意味深ですよね。
 いよいよデカくなってきましたが…

 うん。可愛い。そして……。

御影『なら八軒くん、休み中ウチ来ない? 両親いないんだ』

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 あ、もちろんじいちゃんばあちゃん、ひいばあちゃん居ますんで。
 労働力的な意味で来て欲しいのですとも。
 ええ。

 まあ妄想するのも仕方ないよね青少年だもの!

八軒『バイトかあ……働いて金を稼ぐって初めてだなあ…』

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 だが娘はやらんぞ! 一方、奥さんと婆さんは「婿養子候補!?」と狩人の目線だった模様。

■閉寮
 夏休み中は寮お休み。でも実家には帰りたくないと思っていた八軒だが、折りよく御影から誘われた。
 かくて八軒、酪農家&半ば趣味で馬を飼っている御影家でバイトするの段。

 ちなみに八軒、原作では方々から誘われまくる大人気っぷりであった。無論、労働力的な意味でな!
 でもホント冗談抜きで人手不足なんでしょうね。

居場所

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 未だ実家にメールを送れないでいた八軒、御影家で遂に覚悟を決めるも冷酷な圏外。嗚呼無情。
 八軒の『負けて逃げてきた』中学時代が少しずつ紐解かれます。

 いくら頑張っても一位になれない、努力が決して報われない。居場所がないと感じていた中学時代。
 そんな想いを引き摺り、実家とぎくしゃくする八軒に

『ホント、親とはしっかり話し合ったほうがいいよ』

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 とは御影さんの言葉。

 なんとかメールしようとするも圏外ばかり。おかげで仕事にも身が入りません。

先入観、ああ先入観、先入観

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 隣の駒場ン家なら通じるかも、と聞いてふと歩き出したところ、一時間歩いてもまだ山ン中って!?
 この距離感、これでこそ北海道奥地よ!

 なんとか駒場の家までたどり着き、メール送信に成功。
 そこで八軒は『小さな農家』を体験する。

八軒『夢が二つって欲張りすぎなんだよ!』

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 駒場家は、事実上『母一人』で経営する零細酪農家。一日中働いて、けれど収入は雀の涙で。
 そんな実態に八軒はふと言葉を漏らし、駒場と友情を深めるのでした。
 色々肉体言語的な意味で。

 しかしアニメになると妹コンビが完全にクローン人間である。
 アンド、八軒の「へっぽこなバットの振り方」がまんますぎてちょっと笑えますね。アニメならでは。

 ちなみに駒場の犬の名前はバース。右に左にホームラン!

御影祖父、旨い土産を持参する

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 この反応、エゾノーに染まりすぎだぜ八軒!

 そんなこんなで御影&祖父が迎えに来てくれたのでした。荷台にシカのっけて。
 シカをな!

 いやあ轢いちまったってそんなんでいいんか農家!

『これは八軒くんの仕事』

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 さらっと『シカを解体しろ』と言われた八軒、無茶振りにうろたえるのですが
 今日、何の仕事も出来ていない自分を恥じて立ち向かいます。

 それに『さっきまで生きていた生き物を、解体なんて出来ない』なんて言って他人に任せているようでは
 もうすぐ来る『豚丼の食肉化』に向き合えない。
 だから

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 せめてもの合掌をおくり、腹を決める八軒。祖父の手助けを受けながらも、一人で解体してしまいまます。
 これをやっちゃえるのはやっぱりたいしたもんですよ。
 ホント。

 不自然に重くて、生きていた者の匂いと体温があって、そして切るたびに返ってくる感触があって。

血のにおい、あんだけ洗ったのにとれないや…

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 ここでまあ「あいあいさー!」と言って運んでいく幼女コンビが。

■八軒、かっこむ
 そうして「解体」してしまった肉を無言でかっこむ八軒。
 さて、彼はここから何を学んだのでしょうか。

 人生これまで食べてきた物も、全てが例外なく『生き物』ではあったのです。
 けれど『さっきまで生きていた』と認識できるものを、解体し、食べる。というのはまるで別物の体験。
 その経験もまた彼の血となり肉となり……。 

 なお御影祖父的には「今日仕事しなかったから、その分の嫌がらせだ!」と言い切るのであった。
 誰かこのジジイにデリカシーを叩き込め!

御影との心の距離縮む。クマとも物理的に距離縮む

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 星明りの下、距離を縮める八件と御影。……そして熊の死体。

 カッカッカ今日はツいてるわ!
 そーっスねえ!

 染まってきたな八軒!
 てなところでタッタンタタタンとエンディングが始まって次回に続く。いいなあこの読後感。

■次回、第7話
 八軒は生命の神秘を見る。

原作的な話

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 今回は、コミックス2巻収録の第12~15話が原作。
 なんと今回、実に原作四話分を一話に凝縮! そりゃ既読者には色々違和感ある訳だ! フハハハ!
 加えて台詞の改変も一部。

 今後にかなり響くエピソードも幾つか。
 先述の通り2巻収録分なのですが、最新8巻に直結するので、コミックス派にも味わい深いですね。

■関連記事
 第5話「八軒、脱走する」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66611157.html 
 第4話「八軒、ピザを焼く」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66591698.html
 第3話「八軒、豚丼と出会う」http://blogs.yahoo.co.jp/saranndonn/66573468.html