GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

ネオ・グランゾン レビュー [スパロボOG]

 スーパーロボット大戦オリジナル。コトブキヤ社。その他レビュー目次はこちら。

第3次スーパーロボット大戦から20年、遂に市販製品化

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 スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS ネオ・グランゾン(NONスケール) レビュー。
 塗装済みサンプル、リアル体型CG及びグランゾン設定画。
 メカデザインは寺島慎也氏。

 シュウ・シラカワ博士が私的運用する特機。
 DCの前身、EOTI機関が「異星人の技術を応用・戦力化できる」事を実証する為に建造した実験機だったが
 設計者の一人であるシュウに強奪され、ヴォルクルスの力によって変貌を遂げた。
 超新星爆発すら引き起こす規格外の性能を誇る。

■20年の時を経た「ボス」ユニット
 壽屋社、スーパーロボットOGシリーズ第50弾。2013年1月発売。定価7300円。
 ほぼ全てのランナーが新規金型(1部流用)。同時期の新規金型HGUCキットは149番ローゼン・ズール

 関節を始めとする主要な構造、パーツ割など多くの部分がグランゾンを踏襲しており
 高さ、横幅、共に大きなキットであるにも関わらず保持力は十分。
 色分けもそのままでほぼ設定通りになります。

 可動面と合せ目の露出に関してはそこそこ。
 アクション性は期待せず、ドーンと立たせるのが似合うキットです。
 グランゾンに満足したなら本キットを、本キットに満足したならグランゾンを作って損はない出来栄え。

 当方も上手く撮れてはいませんが「製品サンプル写真で損をしている」というくらい
 実物の方がカッコよく感じるタイプです。

■ポリパーツがタイト
 両肩(腕)を構成するパーツ数こそかなり多いですが、それ以外の部分はそこそこ。
 組み立てはそれほど難しくはないですが、一部は外れやすいので、瞬間接着剤があると便利です。

 またポリパーツを挟み込む際、軸を挿入する際、ポリが潰れないように注意する必要があり
 この一点で「バンダイ製品」より手こずらせてくれます。

「全ての者はいつかは滅ぶ…今度は私の番であった…それだけのことです…」

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 マスターグレード級サイズ。公式サイトによると全高は22cm(実測で頭頂部は約17cm)。
 武装としてはグランワームソードが1種付属します。

 ほぼ新規金型ですが、手首はグランゾンの流用で、握り拳と平手が左右、剣保持用の右手が付属。
※手の甲は四つのみ付属し、剣保持の際は差し替える。

■ランナー数と余り
 ランナーA-M、全20枚+彩色済みパーツ(ポリ含む)。
 Hランナー1と2、Mランナー11と14、ポリキャップ(PCランナー)のA、E、H、Iが1個ずつ余り。

■手入れ
 各部を黒スミ入れ筆ペンでスミ入れ。
 肩、スリッパや膝、背部光輪などの一部をガンダムマーカー先細黒で塗装。
 特に肩の「ヴォルクルスの羈絏」周辺は要塗装。
 前腕の円形部品を金色塗装。

 お手軽ですが、黄色と青など、色が違う部品は張り合わせ前にスミ入れマーカー等を塗って「色の境」を
 強調した方がカッコよく仕上がるのではないでしょうか。

グランゾンの力をもってすれば、このような事は造作もありません」

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 縮退砲など、ネオ・グランゾンを象徴する胸部展開ギミックをしっかり再現。
 腹部のパーツと連動し、クリスタルがせり出します。

 このギミックはちょっと固いので、組み立て時に調整するのもアリかも。

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 グランワームソードと手首はグランゾンの流用なので、同キットがあるなら剣の換装も可能。
 左手、或いは両手持ちは左握り手がないので基本不可。
 肩アーマーは結構自在に動きます。

可動面など、キットの基本構造はグランゾンとほぼ同じ。

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 パーツ分割や関節などは同社のグランゾンをほぼ踏襲しています。可動性はそこそこ。

 首は、頭側のボール関節のみ。
 肩は引き出しがあるので「胸を張る」格好が可能ですが、上下動はありません。
 肩アーマーは左右に引き上げるギミック付き。
 肘は1軸で90度足らず。

 腹部可動なし、腰回転のみ。
 腰前装甲はデフォルトで分割&ポリ関節、腰裏装甲も動きます。

 股関節と腿の接続は軸。
 腿は回転ありで、干渉もなく自然に足先をハの字に開けます。
 膝は1軸でそれほど動きません。足首は軸ですが、回転、上下、左右に動きます。

製作中、一部可動を撮影、言及した記事へのリンク

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 MGサイズですが、前後左右に大きいのでボリューム感はハンパではありません。
 個人的には「これだ!」という写真も撮り難く、サンプルで損をしている感もある抜群のかっこよさ。

 何より、登場から早20年、キット化を望みつつも「ありえない」と多くのファンが思ってきた中
 堂々市販品としてキット化された事こそが最大の特徴と呼べましょう。
 当然ですがバンダイ程には再販はされませんので注意。

■製作中の各記事へのリンク
 購入時 ボックスアート写真&サイズ
 その- 両足完成、足首可動(すねの内側)写真
 その1 両足・腰・胴体まで完成。上半身各部の可動、腰可動
 その2 両肩と腕も完成。ヴァルシオンについて
 その3 完成。縮退砲ギミック及びHGUCネモとサイズ比較

ヴォルクルスによって変貌を遂げた「蒼き魔神」

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 装甲が曲面主体になり各部が突出するなど「変貌」という言葉がしっくりくる異形への変化。
 生物的な外観となり、キットとしても更に巨大になっています。

 型式不明、全高35.8m、本体重量:65.2t、全備重量:118t。
 装甲材質:超抗力チタニウム。元EOTIのシュウ・シラカワ博士が私的運用する実質的な専用機。

 EOTI機関が開発した「グランゾン」が変貌した姿。
 もっとも、その経緯からすれば変貌と言うより「正体」と呼ぶ方が正しい。
 邪神の力を借りうけ変貌した機体とされるが、未だ未解析なEOTやシュウ独自のシステムを多数備えており
 その戦闘能力は宇宙を崩壊に導きかねない程の水準に達している。

■政治的な機体
 異星人から供与された高度技術「EOT」を用いた人類初期の人型機動兵器。
 端的に言えば、本機は「異星人に対し、地球の技術力・応用能力を高く評価させる」為に開発され
 彼らに地球を「高く売る」為の政治的手段として建造された。
 主に重力制御系の技術が使用されている。

 しかし異星人との会談の最中、他ならぬグランゾンを駆るシュウの手によって会談は決裂させられ
 本機はいずこともなく姿を消す事となった。

 シラカワ博士が独自に持ち込んだ出所不明の技術、ブラックボックスも多数存在していた事から
 全貌はスタッフ間でも不明な部分が多く、複製機は未だ建造されていない。

ヴォルクルスから逃れた自由なる魔神

 ネオ・グランゾンは、グランゾンが変貌を遂げた姿である。
 変貌の要因は、開発段階で全身に配置されていたブラックボックス「リドル」のネットワークを介した
 異世界の邪神「ヴォルクルス」によるものとされ、絶大な能力を発揮する。

 ネットワーク「マハーカーラ」は、肩部の「ヴォルクルスの羈絏(きせつ)」に中核を置き
 独自の「カバラ・プログラム」で管理される。

 言うまでもなく、これらはEOTI機関による開発段階ではブラックボックスだった機能であり
 他にも異星、異世界発の技術が多数投下された技術統合機となっているが
 それだけにシュウ以外には扱えないと考えられる。

■邪神の加護と支配
 変貌システムは、当時ヴォルクルスの支配下にあったシュウが半ば強引に組み込んだものであり
 グランゾンの段階では「出所不明の性能強化システム」と認識されていたが
 その本意は邪神の加護と支配を受信する装置であった。

 後にシュウはヴォルクルスの支配を脱し、機体もグランゾンに戻ってしまった。
 このシステムも解析され、自身の完全な自由を手にしたようだ。

 その一方、ネオ・グランゾンへの変貌能力はそのまま残っている事も言葉の端々に滲ませ
 己を縛ったヴォルクルスへの復讐を図っているらしい。

ブラックホールと光輪
 本機の「機械的な」動力システムは異星人から供与されたブラックホール技術によるものである。
 背部に据えられた光輪「バリオン創出ヘイロウ」はその為の補助機関であり
 エーテルの揺らぎから重粒子バリオンを創出、生成する事で
 本機に桁違いの質量、出力を与えている。

 ブラックホールと言う桁外れの質量を扱うグランゾンにとって
 この光輪は大出力化に欠かせないらしい。

 歪曲フィールドによってあらゆる攻撃を軽減し
 重力を操る「グラビトロンカノン」によって目標物を瞬時に粉砕し
 胸部「縮退砲」によって超新星爆発を引き起こす等、その能力は異星人水準から見ても規格外にあたる。