GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

SRGS-027 量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改アルベロ機 レビュー他

 コトブキヤ製、スーパーロボット大戦OGシリーズプラモ第40作目。

RPT-007K-P2 量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改(アルベロ機)

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 スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS RPT-007K-P2
 量産型ゲシュペンストMk-II改 アルベロ機 (1/144スケールプラスチックキット) を簡易レビュー。
 ゲシュペンスト大河原邦男氏、本機では谷口欣孝がリファインを担当。
 右は塗装済みサンプル画像を転載したもの。

 ゲシュペンストMk-Ⅱを母体に量産化された、初の量産ロボット兵器「量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ」に
 テスラ・ドライブによる飛行能力とハードポイントを追加し、近代化改修を施した改修機。
 原型機に乗りなれた熟練パイロットの要望により提案され成立した。
 同仕様にて順次、既存機を改修していく予定である。

 やや頭身が低くドンとした設定画と比べ、キット化に際してはやや頭身を高くし、パリッとしたイメージに。
 見比べてみるとかなりアレンジされている事が解りますね。
 成型色はグレーに近い黒。

■カイ機のバリエーションキット
 S.R.G-S-040、2010年3月発売(2012年6月再販)。定価4500円。
 2009年8月発売の同36作目、量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ(カイ機)のバリエーションキット。
 HGUCで言うなら、95番のHi-νガンダムジェガンと同時期のキット。

 カイ機(緑)から成型色を変更し、量産型改の標準装備となる「F2Wキャノン」が新規造形で追加。
 代わりに、カイ機独特の格闘用平手と従来型武装は削られた模様。
 普通の平手はちゃんと付属します。

 体型は若干腿が細長い感じではあるものの良好なバランス。
 スラスター内部など「黒」が足りない程度で、細かく色分けされた機体を見事に再現。
 ゲシュペンストの立体物が欲しい場合、やや趣は異なりますが、本キットが今ならベストでしょうか。
 合わせ目やゲート切断跡隠しもかなり進歩しています。

 接着剤不使用キットとしてはやや組み立てにくく
 バンダイのキットと比べると、外れやすいパーツは多く「可動がヘタってきやすい」と感じますが
 必要十分な水準には達しているのではないでしょうか。
※可動がヘタりやすいのは、関節部のポリの品質、ポリ周辺のパーツ、金型の精度の違いなのでしょうか。

 ギリアムに触発され「ゲシュペンストが欲しい」と思った場合、現時点では本キットがベスト。
 初代ゲシュペンスト、或いはRVがキット化されないものでしょうかね。

リファイン・ゲシュペンスト

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 接写に耐えられる組み方じゃないのは自覚してますが、最低でもこのくらいの格好良さにはなると。
 前腕が太い方がゲシュらしく思えるので両方バックラーを付けています。
 カイ機を買わなかったのは成型色がピンとこなかったのが理由。

ゲシュペンスト・リファイン
 前回、2006年キット(第9作目)のゲシュペンスト系キット「ヴァイスリッター」を組んだ時に比して
 首・腕・膝・足首などなど、各部が二重関節化した事が真っ先に上げられます。
 腹部や腰のアーマーもボールジョイント化。
 腿の回転軸も相変わらず存在。

 おかげで素立ちでも格段にポーズがつけやすく、色分けも一層完璧に近付いているなど
 同じゲシュペンスト型なだけに、キットの進歩がはっきり解ります。

 個人的に「八房龍之助スパロボ」と「設定画」を基準としますが
 造形的にも設定画より細いとはいえ、十分にゲシュペンストらしいマッチョ体型(一番の違いは腿)。
 こんな感じで他のゲシュペンストも立体化されないものですかね。

 ネックはややふくらはぎが太すぎること。腿が設定画より細く長いので相対的に太く見えますし
 膝の「丸モールド」の真下は曲がらないのでなお太く見える感も。
 ポーズ次第ではありますが。

 個人的には背部ウィングも外した方がしっくり来ますが
 肩と合わせて「Ⅹ」のシルエットになるのはゲシュペンストのお約束ですし、外しがたいところ。

■色分けと接着
 胸部と腰部、及び各部スラスターの「黒」が欠けているので、先細の黒ガンダムマーカーが便利。
 腰装甲の赤い線もかけています。細かく言えば「黒に赤の縁取り」も。
 シールがないコトブキヤプラモでは毎度のパターンですね。

 とはいえ隠ぺい力の強い「黒」で細部をちゃちゃっと塗るだけでほぼ設定画並みになるのですから
 手軽さを考えれば十分と言うか、やっぱりよく出来ています。
※隠ぺい力が弱い=下の色が透けやすい。

 頭部、肩の装甲、腰装甲の基部、この辺はちょっと分解しやすいので瞬間接着剤があると便利。
 またF2Wキャノンは可動部にポリやABSは使ってないのでギミックがヘタり易そうな感も。

■付属品
 本体ほどもあるF2Wキャノン、これを持たせる専用拳が2個1セット、左右で計4個付属。
 更に平手、穴なしの握り手が計4個とたっぷり付いてます。
 サーベルの類はなし。

 ちなみに素のデザインである「ゲシュペンストMk-Ⅱ・タイプR」は11作目でキット化されていますが
 こちらは2006年10月と古く、かつコトブキヤの再販の低さも相まってやや高値な状態。
 本機水準でゲシュペンスト・タイプRとしてリファインされないものですかね。
 RV共々キット化が待たれます。

量産型ゲシュペンストの近代化改修版

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 アニメシリーズには未出演だが「ゲシュペンスト」や「量産型」は各シーンで活躍している。
 またジ・インスペクターでは「どうやって城内に爆薬を!?」と誰もが騒ぐ中で
 一方、ギリアムは人型機動兵器を隠していた。という一幕も。
 さすが情報部。デキる男である。

■少数量産に終わった創設期の兵器
 ゲシュペンストは人類初の量産人型ロボット兵器として誕生した。
 その性能は良好で、「Mk-Ⅱ」としてブラッシュアップした機体をベースに量産化が決定されたものの
 政治的な理由から本格量産には至らず、若干数の生産と配備に終わった。
※量産機のMk-Ⅱではなく、Mk-Ⅱの量産型なのである。

 やがて動乱が発生し、政策の激変に伴って「人型兵器の主力兵器化」は実現していくものの
 同時にテスラドライブ(TD)による「飛行能力」も標準化してしまった為
 TD未搭載のゲシュペンストは旧式化する。

 同機は推進器による強引な飛行、ホバーによる滑空こそ可能であるものの
 一種の重力・質量・慣性操作というオーバーテクノロジーを用いた「テスラ・ドライブ搭載機」とは
 特に重力下での機動性に決定的な差があったのである。
 
■近代化改修
 しかし後発の機体も、試作機はともかく、多種の量産機でゲシュペンスト系フレームが使われていた。
 このG系フレームは信頼性が高く「量産機」としてはまだまだ第一線の構造だったのだ。
 また「TD」も「ヴァイス」の例に見られるように後付可能であった。

 加えて少数量産ながら動乱期での運用期間が長かった事により
 結果的に量産型ゲシュペンストに習熟したパイロットは複数輩出され、彼らが改良を望む声を上げた。
 かくして本機が誕生し、ゲシュペンストは再び第一線の性能を得たのである。
 その経緯上、現場主義の質実剛健な機体となった。

 まずは3機が新規製造で組み上げられたが、既存のノーマル機も順次改修予定であるという。
 本機は3機の内の2号機であり、隊長機としての頭部仕様を持つが
 それ以外は主武装のF2Wキャノン含め標準仕様にあたる。
※1号機は新旧教導隊のカイ少佐、2号機は特殊部隊隊長を務めるアルベロ少佐らの玄人筋へ。
 3号機は「搭乗時間がまだ短い者」の搭乗データ収集を目的とし、同部隊のヒューゴ准尉に配された。

■主な改修点
 テスラドライブ搭載、単独自立飛行が可能に。
 基本骨格であるGⅡフレームの改良、ジェネレータの換装、電子装備の刷新。
 左腕の固定武装を排し、両腕・両腕・両足など、各部に装備設置用ハードポイントを追加など。
※これらは量産型ゲシュペンストと量産型ヒュッケバインの相違点にも通じており
 改修により両機の性能差は大きく変化したと考えられる。

■試作機のノウハウを量産機へ
 特にハードポイント化は大きなポイント。
 従来機では基本的に左腕に何らかの固定武装を装備していたが、これを排してハードポイントを設置し
 数々のゲシュ系カスタム機で培われた各種武装を換装・装備可能なように変更された。

 簡単な装備変更で、従来の各カスタム機に準ずる特性を引き出せるようになった本機は
 数々の試作機群をフィードバックした機体とも言えるだろう。

 腕部の基本装備は、従来機同様のプラズマ・ステークをユニット化した『プラズマ・バックラー』。
 従来通り左腕のみに装備するのが標準だが、両腕への装備も可能である。
 フィールドを発生させる近接白兵戦に特化した武装だ。

 他にも、左腕をギリアム機(Mk-ⅠタイプR)のようにプラズマソードのラックに換装したり
 アルトアイゼン(Mk-ⅠタイプT改)同等の三連マシンキャノンに換装する事も可能。 

■全身にハードポイント
 左腕に限らず、ハードポイントは右腕脚部胸部背部など全身に設置されており
 Mk-ⅠタイプSで実装されていた「胸部ブラスター・キャノン」や、背部スラッシュリッパーへの換装
 シュッツバルト同様の「背部二連ビーム・キャノン」に換装することも可能。
 
■アルベロ・エスト少佐
 連邦軍特殊部隊隊長。彼が深く関わるエピソードの前日譚ともいえる事件で本機に搭乗した。
 彼はいわゆる「主人公」的なキャラクターではなく、教官・師匠的な立ち位置にある。
 ちなみに本機による活躍期間はかなり短い。

 彼の初出はアニメ総出演作品のスーパーロボット大戦MX
 その後OG外伝にてオリジナルジェネレーション(OG)シリーズに参戦。第2次OGにて本格参戦。