GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

ヒーローカンパニー 1巻 島本和彦[漫画]

A HERO IS MY OCCUPATION……「ヒーローはおシゴトです!」

 ヒーローカンパニー、著、島本和彦、斉藤大哲&ビッグバンプロジェクト。
 月刊ヒーローズ連載ヒーローズコミック。
 2011年12月号連載開始。

■社訓その8「出来れば平和も守れ!」
 2xxx年。世界的不況は幾たびも地球を襲い、人類はその度ごとに不況と戦い勝ち残ってきた……。
 不況と戦う為に人類の出した営業形態<答え>の一つ、㈱ヒーローカンパニーを描く。
 という微妙に現実的で奇妙でヒロイックなモノローグから始まる物語。

 第一話でヒーローカンパニーが当たり前に存在する独特の世界観を描き
 続いて主人公、ヒーローに憧れる新入社員アマノギンガの視点から本格的に物語が始まる………。
 という前振りの、いつもの荒唐無稽全力熱血空振り漫画です(褒め言葉)。

 無茶な設定に定評がある島本氏らしい漫画。
 社訓「その8」がアレな時点でどんな漫画かご想像ください。

 一巻はいわば「入社試験編」で、軽く「新人研修編」の導入にも触れています
 伏線からするといい感じにバトりそうですな。

 掲載誌はこうしたヒーロー漫画を集めた「月刊ヒーローズ」で
 他にも初代ウルトラマン、……の媒体となっていたハヤタ隊員の息子が主役の「ULTRAMAN」も連載中。
 初代マンから数十年後を舞台に、ウルトラマン融合の「残滓」が目覚めたハヤタ元隊員
 その因子を生まれつき持つ主人公進次郎が………というお話などが連載中。

超級Gガンダム!(島本版Gガン)

 ガンダム的にはこちらで知られる方、島本和彦氏の作品。
 ノリも超級Gガンダムと同様で、尖ったフキダシと叫びと絶叫と!とタチキリ溢れる勢いあるマンガ。
 荒唐無稽な世界観をノリと勢いで描ききるいつもの島本節が炸裂しますから
 私以下、そういうのが大好きな読者には堪らん話です。

 逆に、島本氏のいつもの『間』や『見開き連発』がありますので
 話の整合性、ページの無駄、あのコマは無駄だとか、そういう事を気にする人には向きません。
 実に二ページ近くかけて『ガラスから飛び出してくるシーン』とかやっちゃうので。

 純真正義なアマノ&斜に構えているフリをしている(だけ)ハドウのコンビがいい感じですし
 冷静キャラを標榜しようとしているのについ絶叫してしまうキバさんとか
 もうホントあんたら「!」なしで喋れないのかと!(褒め言葉)。

『俺たちにとって命ってのは金の次に大切なもんだ!』
『でもアニキ、金とは命より大切なのか!? 本当のところ!』
『………………そんなことを考えるやつに……銀行強盗をやる資格は ね え !!(とある銀行強盗)』

 前情報なしの作者買いでしたが、個人的には大変満足しました。
 毎度ながら何描いてんでしょうこの人(褒め言葉)。
 バカですよホント(褒め言葉)。
 ダイテツ大活躍(褒め言葉)。

■藤原大哲&ビッグバンプロジェクト
 ちなみにビッグバンプロジェクトというのは毎度おなじみ島本氏の漫画事務所名ですが
 加えて「藤原大哲」と強調されているのもポイント。

 島本氏の漫画「吼えろペン」「新吼えろペン」読者ならおなじみの
 島本氏アシスタント、ヒーローマニアのダイテツ氏が大きく関与しているってことなんでしょう。多分。
 出来ればあとがき漫画を次巻でやって熱く語って欲しいところですね。

『先生! 人間ばかり描いていたらイヤになりませんか!?』
『べ、別に?』
『僕 は も う 限 界 で す !』

吼えろペン2巻
 そんなダイテツが大活躍した吼えペン第7話「強盗と似顔絵」は島本氏の見開き芸が炸裂する傑作なので
 超級Gガンなどから島本氏を知った方にも是非ご一読をお勧めしたいところ。
 ネットカフェでも良し、アマゾンで1円+送料で買うもよし。
 冒頭の「あらすじ」を読めば大体把握できますし。