GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

作品紹介その15「MS-X」.

 ガンダムプラモデル開発企画。MSVの後継作品。

ペズン計画

 ガンプラブームを受けた企画「MSV」の後継作として発表。
 MSV同様にTVマガジン、コミックボンボンでの機体発表とバンダイによるプラモ化が予定されていた。
 またその際、軸となる物語として「ペズン計画」を用意している。

 初代ガンダムを題材とする「ガンプラ」が発売から2年でMSをキット化し尽くしてしまったように
 MSVシリーズも一年半で題材の枯渇化が進み、方向転換として本企画が生み出された。
 題材は「トミノメモ」、いわゆる「幻のモビルスーツ」を選択。

 が、思ったほどには振るわず、後継作「Zガンダム」の製作決定に伴い中断している。
 しかしZ劇中でガリバルディの改修型「ガリバルディβ」やアクト・ザクが登場するなどしており
 設定自体は準公式として正史に名を残したようだ。

■ペズン計画とトミノメモ
 トミノメモとは文字通り富野監督のメモで、様々なボツ設定や、初代が打ち切られなかった場合に
 登場が予定されていたモビルスーツに関するメモが記載されていた。

 これを再利用する事で「一年戦争末期、極秘裏に進められていた開発計画(日の目を見なかった計画」
 として「ペズン計画」は一年戦争に組み込まれ、これを調査する為に派遣された特殊部隊として
 連邦軍デン・バザーク大佐とその乗機ヘビー・ガンダムが登場した。

■現在の設定との食い違い
 現在では「ジオン公国では複数の兵器メーカーが競合する形で開発を行っていた」とする設定が
 定着しているが、本作はそれ以前の企画である為、その辺に頓着しない設定となっている。

 例えばゲルググが「ザク(ジオニック」と「ドム(ツィマッド」の融合機にしか見えないのと同じ様に、だ。
 これは現在では「メーカーの枠を越え、公国軍自体が主導した」という事で落ち着いており、
 本計画も同様にメーカーの枠を越えたものだった。とするのが妥当だろう。
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 日本マクドナルド日本トイザらス創始者と同じ名前が印象的なデン大佐。

ペズン計画

 一年戦争で劣勢となったジオン公国軍が、戦局を打開すべく小惑星「ペズン」の秘密工廠で行った
 局地戦用モビルスーツ開発計画。廉価量産タイプと高性能タイプの開発が並行して行われ
 特に高性能型に属するアクトザクガリバルディは革新的ともいえる性能を得た。
 が、その性能ゆえの課題も残した。パイロットへの肉体負担が大きすぎて、
 実働試験では従来機並の性能しか出せなかったのだ。

 後年この基地を接収した連邦軍は、研究開発施設を流用しそのままMS開発を続行。
 同時にMSの運用データ取りを行う教導隊を置いて、連邦軍正規ラインとは異なる開発実験を続け
 後に「ペズン事件(ニューディサイズの乱)」の発端となった。

 同様に生産施設も接収・改良され、前述したアクトザクガリバルディの欠点を改修。
 第1.5世代とも呼ばれる高性能機として完成させ、実戦配備させている。

■FA-78-2 ヘビー・ガンダム
 連邦軍諜報部デン・バザーク大佐の乗機。ペズン調査の為に投入されたFSWS計画機。
 既存のRX-78に追加装備を施すのではなく、機体本体の装甲・火力・推進力全てを強化した改良型。
 また支援兵器としてGファイターの発展型にあたる「ガンキャリー」、後のメガライダーの先祖にあたる
 メガ粒子砲搭載サブフライトシステム「バストライナー」が存在した。
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■MS-10 ドワッジ
 ドムの発展機であり、改良機であるMS-09Gとは別物の機体。ペズン・ドワッジと呼称される。
 重装甲・重火器携帯の突撃戦用。一説にはグフ系の格闘力とドム系の機動力の融合を目指した機体とされる。
 ただ結果は芳しくなく、現場ではMS-09G型の方が重宝されたという話も。

■MS-11 アクト・ザク
 ジオン版マグネットコーティング採用機。ザクをベースとした新型である。
 その性能を連邦軍に評価され改修機が一年戦争後に量産、グリプス戦役に際しても投入されている。

■MS-12 ギガン
 防空用MS。防空機能に絞った結果、ジオン版ボールともガンタンクとも呼べる機体となった。

■MS-13 ガッシャ
 ズゴックの設計を流用し、MAの発想を取り入れ「高推力で白兵突撃戦を行い、一撃離脱する機体」を
 目指したが、機能を絞った機体を量産する余裕は無かったので採用は見送られた。
 おまけにズゴック最大の特徴であるハズの「水冷併用の高出力ジェネレータ」が宇宙では全く役に立たず、
 代わりに質量兵器ハンマー・ガンを採用したが、その効果は現在も疑問視されたままである。

■MS-17 ガルバルディ
 ギャンをゲルググの生産ラインで製造できるよう改良した機体。ゲルググの技術が取り入れられた事で
 弱点であったビーム兵器やセンサー類、推進系が大幅に改善、結果的に屈指の名機となったが
 パイロットへの肉体負担が大きすぎて実働では従来機同等性能に留まった。
 戦後連邦に評価され、改修機が量産されている。

■MG CANNON スキウレ
 大戦末期、旧式化していたザクⅡの為に開発された移動砲座。グラナダ基地を中心に配備された。
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GNO2でのMS-X

 パイロットとしてデン大佐が、MSもほぼ全機が比較的初期から実装されている。
 ただスキウレ砲が開戦早々のロールアウトだったり、バストライナーやガンキャリーがテロップのみの
 存在だったりなど色々とアレな部分も多いが、ガリバルディの強さは現在も一線級。
 ヘビーガンダムも強力だが、FSWS自体の採用率が低い。

 特にガッシャは以前量産機として一大ムーヴメントを呼び起こした機体だが、
 性能改訂により限定機に移行、射程4武装の命中補正も変わってしまい、結果的に使いにくくなった。
 まあ昔からジオン側はNT兵器で宇宙優位だったので、その面の憂慮もあったのでしょうし
 そもそも壁から射撃まで全部ガッシャじゃ異常ですよね。というお話。
 まさに「万能MS」だった時代があったようです。
 何故にガッシャなのかはともかく。

 テロップだけ出ているガンキャリーとバストライナーが実装されればコンプリートですが
 果たしてその日は来るのか。

■原作再現
 期間限定特殊任務にデン大佐が登場。ただ競合では無いので取得率は低く、実入りも割と普通。
 一方ジオン側では「ペズン計画」がログとvisual.hに登場するものの
 何が起こるという訳でもないようです。
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