GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記 バックアップ

Yahoo!ブログから移籍。2007/5/23(水)から2016/7/2(土)まで。現在 http://gno.blog.jp/

MS-15 ギャン 【次期主力兵器採用投票補足】

機体の概要

 次期主力量産MSとしてツィマッド社が開発されたものの、ゲルググに対して多くの項目で評価が劣り
 いわゆる『正史』では、試作機3機を残して開発を終えたとされるMS.
 同試作機を『マ・クベ大佐』が駆った事で特に有名。

 これはギャンが白兵戦主体の為にビーム兵装にサーベルしか持たず
 射撃において重視されるセンサー系が弱体で、射撃機としてはドムタイプにさえ劣る点が大きい。
 対するゲルググはサーベル・ナギナタ・ライフル・キャノンにマシンガンと多彩なビーム兵器を装備可能
 かつ対艦戦まで視野に入れた高い戦闘力を持ち、汎用性・量産性にまで優れた設計であった。
 ギャンが勝てる道理は無かったというのが正直なところだろう。

 状況的に同コンペティション自体が形式的なものだったとされる他
 開発経緯からそもそもギャンが主力機として開発されたかどうかにさえやや疑問が残るくらいであるが
 MSに秀でていたと思えないマ・クベが操っていた点から「操作性が高かったのではないか」という評価も多い。wikiはこちら
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ゲーム中での機体の傾向

 筆者の私見としては『壁特化』『優秀な汎用量産』、ゲルググに対して野戦向けの計画だと思います。
 特にVPでは、優秀な汎用量産支援機『ギャンキャノン』の存在で宇宙に部隊配備できるので
 鹵獲に頼らずとも地上・宇宙問わず部隊を配置可能となるでしょう。

 傾向としてHP・装甲・専用盾など、壁として同搭載のジムやゲルググに勝る性能を有している事が多く
 反面でギャンキャノンを除き射撃武装をあまり持ちません。

 特に盾は専用盾を採用しており、ジム・ダム・ゲルググなどの標準盾より高い耐久性を誇り
 野戦用の軽修理格闘壁としては非常に優れた資質を持つ機体群と言えます。
 ただ射撃武装が内蔵(盾破壊されると射撃武装も無くなる)型なので
 射撃壁としては信頼性が落ちます。
 
 唯一の射撃機であるギャンキャノンは、実弾であるものの量産・軽搭載・高威力・汎用と
 扱いやすさを凝縮した高性能な支援機で、一層ギャン採用の『野戦向け』という側面を強調。
 距離4パイロットの複数育成も当たり前となった昨今、ますます魅力を増しつつある
 とも言えるのではないでしょうか。

機体一覧

■ギャン初期生産型
 [ 技術10-11 限定/最大回避56(42+改8+盾6)※本投票とは関係しない]
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■ギャン
 技術12-13 量産/最大回避56(42+改8+盾6).
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■ギャン高機動型
 技術14-15 限定/最大回避65(47+改8+盾6+地形4).
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■ギャンキャノン
 技術14-15 量産/距離3-4命中補正34(18+16).
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■ギャンM
 技術16-17 量産/最大回避62(48+改8+盾6).
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■ギャンK
 技術17-18 限定/最大回避66(52+改8+盾6).
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■ギャンM・S型
 技術17-18 限定/最大回避64(50+改8+盾6).
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■ギャンEXAM搭載型
 技術16-18 限定EXAM/最大回避68+EXAM(54+改8+盾6)
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設定について色々と

 TV作品中で『私の為に作られた機体』とマ・クベ閣下が語っている点や、ミサイル入りの盾、白兵戦特化など
 ギャン自体の描写もそうですし、ゲルググの『ザク+ドム』的な外観とさまざまな技術の面からも
 実は次期主力量産機候補だった…という設定が物凄く『後付』っぽい本機。
 例の盾を含めスーパーロボットの設定を引きずったとも言われています。

 if展開における主力兵器採用後も、ゲルググシリーズと比較して『こいつら本当に互換性があるんだろうか…』と
 疑いたくなるくらいに外装がそれぞれ異なっているのが印象的です。特にギャンK。
 もしかして『量産性が悪かった』ってこの辺が原因なんでしょうか。

 コンペティションの際は、多分量産化後の展望(バージョン展開)も含めて議論されたとも思われますが
 提出された側も頭を抱えたのではないでしょうか。それはもう色んな意味で。
 唯一の支援型であるギャンキャノンが妙に適当なのも気になります。

 おそらく当時ミノフスキー粒子の影響で射撃戦が行いがたい状況があった事に照らし合わせ
 更に連邦側に量産型MSが登場したことに対応する為のMS対MS重視、白兵戦重視MSであった。

 のではないかと思いますが、ちょっと間合いを広げられると弾幕を張るくらいしか出来ないコンセプトは
 推力がさほど高いとも言えない本機にはちょっと厳しかったのでしょうか。
 基本的に間合いを詰めて詰めて詰めまくるしかないのですから。

 マ・クベ大佐が操って見せたように操作性も高かったようですから
 もしかしたら熟練兵が少なくなっていた状況に合わせて設計されたのかもしれません。
 マ大佐はMSの操作面や規格統一を目指した『統合整備計画』の発案者でもありますからね。盾はとも(略。

 ゲルググは『学徒兵主体であった為性能を発揮し切れなかった』とされる事で知られていますが
 もしかしたらギャンなら…ギャン先生なら何とかしてくれたのかもしれません。
 まあ学徒兵もあまり乗りたがらなかったかもしれませんが…。
 
 ただ量産性がゲルググより悪かったのは何でなんでしょう。
 国力で大きく勝る連邦でさえ『歩留まりが悪く見送った』ハズのE-CAP採用型ビームライフルまで
 装備してるんですよね。ゲルググって。なんでそんなにコストが…
 アレって本体のみの量産性の話なんでしょうか。
 それはそれとしてギャンの盾は(略)。

 またTV版ではマクベ大佐による周到な戦術で『小賢しいと思う』とさえ言われましたが
 安彦良和氏による『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではマクベ大佐の描写が大きく変わっているため
 本機の出所も変化し、獅子奮迅の活躍で最初で最期の出番を飾っています(16巻)。

 正史でも本機の『白兵戦重視』コンセプトと設計自体は悪くなかったらしく、
 一年戦争末期、ペズン計画ではゲルググの量産性とビーム兵装を兼ね備えた『ガリバルディ』を生み出し
 また第1次ネオ・ジオン期のガズエルガズアルを生んだようです。